今週12日(金)公開のホラー映画『ハロウィン』の冒頭約3分間を収録した本編映像が解禁された。
1978年公開『ハロウィン』のリメイク版!
1978年、ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンター監督が生み出した『ハロウィン』は後世に語り継がれるホラーキャラクター“ブギーマン”と恐怖を煽る象徴的な音楽で全米を震撼させ、32万5000ドルの製作費で4700万ドルの興行収入を記録。世界的に脚光を浴び、以降のホラー映画に多大な影響を与えた。公開から40年の時を経て、新たな恐怖が解き放たれる。
新たな命が吹き込まれた『ハロウィン』は、2018年10月19日に全米で公開するやいなや週末3日間で7750万ドルという驚異的な数字を記録。R指定ホラー映画としては『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』に次ぐ全米ホラー映画史上歴代2位のオープニング興行収入となった。
40年の時を経て年老いた殺人鬼ブギーマンの素顔が明らかになる緊迫の本編冒頭映像が解禁。映像内では、いまや風化され都市伝説となりつつある、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺人事件とその犯人、ブギーマンことマイケル・マイヤーズを調査するジャーナリストのデイナとアーロンが事件以降40年間精神病棟に収監されているというマイケルのもとを訪問する。
前作でマイケルの担当医を務めていたルーミス医師の後を継いで、彼の研究を続けるサルテイン医師の案内のもと、ついにマイケルに面会を果たした2人。病衣に身を包み、手足に枷をつけられた素顔のマイケルは40年の時の経過を感じさせる年老いた姿に。それでもなお、巨大な体躯から漂わせる危険な存在感は決して衰えない……。
マイケルに40年前の事件のことを問いかけ始める2人だが、40年間一言も話すことがなかったという彼は、微動だにすることなく訪問者に背中を向けたまま無言を貫く。しびれを切らしたアーロンはカバンからあの事件の日、マイケルが着用したマスクを取り出し、彼に向けて突き出し「感じるかい?」と語り掛けると、わずかな反応が。それに呼応するように周囲の精神病患者たちが騒ぎ始め緊張感は最高潮に!
そしてアーロンがマイケルの背中に向けて「何か言え!」と言い放つと、ジョン・カーペンター作曲の一度聴いたら耳から離れないあの不気味なテーマ曲とともに前作と同じタイトルロゴが登場。『ハロウィン』シリーズファンはもちろん、映画ファン必見の緊迫感あふれる見事なオープニングシークエンスとなっている。
前作で監督・音楽を務め、本作では音楽・製作総指揮を務めたカーペンターは「見てもらうのが楽しみだ。死ぬほど怖いんだ。僕が保証する」と本作の出来に太鼓判を押している。平成最後の傑作ホラーをぜひ劇場でご覧いただきたい。