これまで最高機密として封印されてきた「9.11 直後の最初の戦い」を題材にした映画『ホース・ソルジャー』の2018年5月4日(金)全国公開が決定し、日本版ポスターと特報予告が解禁された。
ハリウッド随一のヒットメーカーであるジェリー・ラッブカイマーが、デンマークのCM界の鬼才でコソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に抜擢し製作。
デジタルとアナログの融合!現代の騎兵隊を想起させるポスターが公開
本日解禁された日本版ポスタービジュアルでは、米軍大型輸送ヘリ“チヌーク”を背景に、近代兵器を装備したグリーンベレーが馬に跨る勇姿が描かれ、“現代の騎兵隊”を想起させる。このデジタルとアナログの融合は、いかに敵地での戦いが困難を極めたのかと想像を掻き立てるビジュアルとなっている。
馬に乗って疾走するシーンが迫力満点の特典映像
特報で使用されている楽曲は故・トム・ペティの代表曲“I Won’t Back Down”をライアン・スターがカバー。「絶対に引かない」と謳われるこの楽曲は、9.11直後、アメリカのラジオで数多く流れ、多くの人を勇気づけた楽曲で、作品にとっても大きな意味をなしている。
映像ではグリーンベレーが、タリバンの最新兵器による猛攻の中、馬に乗って疾走する姿を迫力満点に映し出される。
クリス・ヘムズワース演じるミッチ・ネルソン大尉が仲間に告げる、「我々は生きて帰れないだろう」というセリフは、あの日散った何の罪もない人たち、母国で待つ家族、そして未来のために壮絶な戦いに挑む覚悟を感じさせ、思わず心が揺さぶられるものに。
特報は圧倒的な劣勢下で、ネルソン大尉が戦地を馬に乗って突き進むシーンで幕を閉じる。
果たして壮絶なミッションの成功するのだろうか? 公開を楽しみに待ちたい。
映画『ホース・ソルジャー』ショート予告
Tom Petty And The Heartbreakers – I Won’t Back Down
『ホース・ソルジャー』
本作は9.11直後の最初の反撃であり、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願した12人のアメリカ陸軍特殊部隊員(グリーンベレー)の勇姿を描く衝撃の実話。
彼らのミッションは、反タリバンの地元勢力と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。最新兵器を擁する敵勢5万人に対し、ミッション遂行に与えられた期間は僅か3週間。
さらに戦地は険しい山岳地帯の為、彼らは馬を使い移動し、馬に乗って戦う必要に迫られる。部隊を率いるミッチ・ネルソン大尉を演じるのは『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)。
腹心の部下にオスカーに2度ノミネートされ『シェイプ・オブ・ウォーター』でも注目されるマイケル・シャノン、『フューリー』のマイケル・ペーニャ、『ムーンライト』での演技が記憶に新しいトレバンテ・ローズらが脇を固める。
『ホース・ソルジャー』
2018年5月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
【監督】ニコライ・フルシー
【製作】ジェリー・ブラッカイマーほか
【脚本】テッド・タリー、ピーター・クレイグ
【原作】ダグ・スタントン『ホース・ソルジャー』
【出演】クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、トレバンテ・ローズ
【配給】ギャガ
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2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される──。
edit by Qetic・川崎龍也