トニー・ホークやステイシー・ペラルタも絶賛するドキュメンタリー映画『行き止まりの世界に生まれて』の「スケボー仲間割引」が実施決定！

ビン・リュー初監督作にして第91回アカデミー賞＆第71回エミー賞にWノミネートという快挙を果たし、サンダンス映画祭をはじめ59の賞を総なめ、ロッテントマト満足度100％と全米の批評家・観客が絶賛、さらにオバマ前大統領が「感動的で、示唆に富む。ただただ惚れ込んだ」と2018年の年間ベストに選んだ傑作ドキュメンタリー『行き止まりの世界に生まれて』。この度、9月4日（金）より全国にて順次公開される今作の割引キャンペーンの実施が決定した。

映画『行き止まりの世界に生まれて』の「スケボー仲間割引」が実施決定

主人公のキアー、ザック、ビンの「3人のスケボー仲間」にちなみ、今回は「スケボー仲間割引」が実施されることに。こちらは新宿シネマカリテとヒューマントラストシネマ渋谷にて、スケボー持参＆3人以上で来場すると割引価格で本作を鑑賞できるというものだ。

さらに、新しくオープンしたミヤシタパークにも新店舗を構える、1995年創業のスケートボード専門店instantとのタイアップも決定！　『行き止まりの世界に生まれて』上映館でinstantのレシートを提示すると映画限定ステッカー、instantの店舗で同作の半券を提示するとinstant限定ステッカーがプレゼントされる。

スケートボードのフィルマーである監督が撮りためたスケートビデオとともに、小さな町で必死にもがく若者3人の12年が描かれている本作。「全米で最も惨めな町」とも言われるイリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。スケート仲間は彼らにとっての唯一の居場所で、もう一つの家族。カメラは、明るく見える彼らの暗い過去、葛藤を抱える彼らの思わぬ一面を露わにしていく……。

本作は批評家や観客のみならず、名だたるスケーターも賛辞を送っており、スケートチームZ-BOYSのオリジナルメンバー、ステイシー・ペラルタは、編集中のラフカットを見て「美しい！」と感嘆。“スケートボード界の神”と呼ばれるプロスケーター、トニー・ホークは、「心を動かされた。静かで、ヒリヒリしていて、残酷なほどに正直。スケートへの愛を通じて救われていく若者たちの姿を通して、暴力の連鎖を断ち切ろうというメッセージを伝えることにビンは見事に成功している。見逃してはいけない」と絶賛している。

日本でも、プロスケーターで日本のストリートカルチャーを牽引してきた江川芳文が、「かつて、僕がいた場所を見ているみたいだった。昔の自分がそこにいて、そこから今へ続いている。何処かに逃げ出したくなるような、だけどそこへまた戻っていく。僕の仲間のドキュメンタリーを見ているように感じた」とコメントを寄せている。スケーター必見の本作に是非期待してほしい。

『行き止まりの世界に生まれて』予告編