1958年夏、アメリカの瀟洒な避暑地で4日間に渡って行われた<ニューポート・ジャズ・フェスティバル>の模様を3台のカメラでとらえた『真夏の夜のジャズ 4K』が、8月21日(金)より待望の日本公開を迎える。その公開に先駆けて、4つのビジュアルが同時解禁となった。
映画『真夏の夜のジャズ 4K』のビジュアルが4枚同時公開
「永遠に続く夢をお見せしましょう」というキャッチで公開される『真夏の夜のジャズ』は、1959年にヴェネチア国際映画祭で初披露された。監督を務めたバート・スターンは、ニューヨークを拠点に活躍する写真家で当時28歳であり、その後、マリリン・モンローやキューブリック監督の『ロリータ』のボスターを撮影した名カメラマンとして活躍を続けた。そしてスターンの指揮下で撮影された本作は、古き良き時代の雰囲気を伝えながら、ステージに登場するレジェンドたちの熱演を余すところなく伝える傑作となっている。
今回解禁されたのは、4K版のアメリカと日本のポスターに加え、1959年公開当時のフランス版、そしてプレスブックの表紙の4種類だ。
まだ手作り感覚で運営されていたフェスティバルを追った本作では、音楽を演奏するバンドを乗せたオープンカーが走り、海岸ではリラックスして演奏するミュージシャンの姿も。家の屋根では人々がビールを片手に踊り出し、街は音楽一色に染まっている。
そんな中で、音楽のカテゴリーを超えたレジェンドたちの熱演が収められており、ジャズ界の巨星ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)を始め、ハスキーボイスのシンガーであるアニタ・オデイ(Anita O’day)や、天才ピアニストのセロニアス・モンク(Thelonious Monk)、そしてロックン・ロールの神と称されるチャック・ベリー(Chuck Berry)ら、音楽界のレジェンドたちが続々と登場する。2020年夏は、映画観での大スクリーンで極上の音楽フェスを満喫してはいかがだろうか。
INFORMATION
真夏の夜のジャズ 4K
8/21(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
製作・監督:バート・スターン
出演:ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリー、アニタ・オデイ 他
原題:JAZZ ON A SUMMER’S DAY
製作年:1959年(旧作の日本公開:1960年/4K版上映は日本初)
上映時間:83分
配給:KADOKAWA
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