アレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作『エンドレス・ポエトリー』が、11月18日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷にて公開!

最新作『エンドレス・ポエトリー』とは?

2014年に23年ぶりの新作『リアリティのダンス』と、製作されなかった幻の超大作ホドロフスキー版『DUNE』の顛末を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が公開され、往年のファンだけでなく若者をも巻き込みブームを呼んだアレハンドロ・ホドロフスキー監督。

本作はホドロフスキー監督の自伝的作品『リアリティのダンス』の続編で、舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーと、当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流が、虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で描かれています。

88歳の鬼才・アレハンドロ・ホドロフスキー監督、『リアリティのダンス』の続編『エンドレス・ポエトリー』が公開決定! film170308_jodorowsky_2-700x394
(c) Pascale Montandon-Jodorowsky

『リアリティのダンス』に続くキャスト

前作と同じく、ホドロフスキーの長男であるブロンティス・ホドロフスキーがホドロフスキーの父親を、末の息子であるアダン・ホドロフスキーが青年となったホドロフスキーを演じます。撮影監督は『恋する惑星』など、手持ちカメラの独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。ウォン・カーウァイをはじめ、ジム・ジャームッシュやガス・ヴァン・サントなど様々な監督の作品に携わってきたドイルが、今回初めてホドロフスキー監督とタッグ組んでいます。

88歳の鬼才・アレハンドロ・ホドロフスキー監督、『リアリティのダンス』の続編『エンドレス・ポエトリー』が公開決定! film170308_jodorowsky_3-700x394
(c) Pascale Montandon-Jodorowsky

本作は、フランス、チリ、日本の共同製作で、日本からはアップリンクが参加。

公開決定に伴い、日本の観客に向けてホドロフスキー監督のメッセージも到着! ぜひ、公開をご期待ください。

映画『エンドレス・ポエトリー』アレハンドロ・ホドロフスキー監督スペシャルメッセージ

エンドレス・ポエトリー

2017年11月18日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影:クリストファー・ドイル
出演:アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ
編集:マリリン・モンシュー
ダビング:ジャン=ポール・フリエ
ダビング補:ベンヤミン・ビヨー
録音:サンディ・ノタチアニ、グアダリュプ・カシユス
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
プロダクションデザイン:アレハンドロ・ホドロフスキー
美術:パトリシオ・アギュラー、デニス・リア=ラティノフ
美術補:佐々木尚
エグゼクティング・プロデューサー:アレハンドロ・ホドロフスキー、モイセス・コシオ、アッバース・ノクハステ、浅井隆
プロデューサー:ハビエル・ゲレロ・ヤマモト
(c) Pascale Montandon-Jodorowsky

STORY:物語は、ホドロフスキー一家が故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住するところから始まる。青年アレハンドロは、自分への自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、この環境から脱し何とか自分の道を表現したいともがいていた。
ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの会遇によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな未知の世界へと紐解かれていく。

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