主演・古田新太、共演・松坂桃李の映画『空白』の9月23日(木・祝)の公開に先立ち、本予告映像が公開された。
主演・古田新太の映画『空白』の本予告映像が公開!
映画『空白』は、スターサンズ・河村光庸プロデューサーと𠮷田恵輔とタッグを組み、現代の「罪」と「偽り」、そして「赦し」を映し出す、ヒューマンサスペンスである。
この度解禁された60秒の本予告映像は、冒頭シーンで、添田(古田新太)が夕食中、娘の花音(伊東蒼)に「はっきり喋れ」とぶっきらぼうに言い放ち、「始まりは娘の万引き未遂だった」というナレーションの中、花音は青柳(松坂桃李)に追いかけられ事故に遭う所からはじまる。
「俺は娘が万引きしたなんて思ってねぇんだよ、花音に何したんだよ、お前」と青柳に詰め寄る添田と、「本当に、すいませんでした」と声を震わせながら土下座で謝罪する青柳。轢いた運転手、加害者の母(片岡礼子)、前に進む前妻(田畑智子)、弟子の漁師(藤原季節)、娘の元教師(趣里)、正義感の店員(寺島しのぶ)など、父の狂気が周りの人たちを追い詰めていく。一転、「逃げ出した相手を追いかけて何が悪いんだ」とワイドショーの取材に答える青柳に「お前、昔、痴漢で捕まったらしいな、お前が何したかわかるまで諦めねえぞ」と迫る添田。何が真実で何が正義なのか。のみこまれた人々の表と裏、愛と憎しみ、信念が絡み合いながら露になっていく。
次のシーンでは、前妻の翔子が添田に「あの子の何知ってるの? あの子の盗んだっていうマニキュア何色か知ってる?」「だから、盗んでねぇし、そんなのつけてるの見たことねぇよ」と答える添田。「透明だったって」と告げる翔子。「人は人を憎み、人は人に寄り添って生きて行く」というナレーションと添田の目にうっすらと光る涙のラストシーンに、胸が締め付けられる予告編となっている。
また、7月16日(金)より全国の劇場などで特典付きムビチケカードが販売される。ムビチケカードの購入者には、映画『空白』オリジナルの特製虫除けうちわがプレゼントされる。うちわは、表面が古田新太演じる添田、裏面が松坂桃李演じる青柳で、表面のタイトルロゴをこすると、虫が嫌がる臭いがする虫除けうちわとなっているのでそちらもぜひチェックだ。 古田新太の狂気が、登場人物全員を追い詰める映画『空白』を楽しみにしてほしい。
INFORMATION
空白
2021年9月23日(木・祝)全国公開
出演:古田新太 松坂桃李
田畑智子 藤原季節 趣里 伊東蒼 片岡礼子/寺島しのぶ
監督・脚本:𠮷田恵輔
音楽:世武裕子
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
制作プロダクション:スターサンズ
撮影協力:蒲郡市
配給:スターサンズ/KADOKAWA
製作:2021『空白』製作委員会 (C)2021『空白』製作委員会