今年最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で一躍その注目を集めたハリウッドを代表する監督クエンティン・タランティーノ。彼が手がけた作品の中でも、熱烈なファンも多く、続編も熱望されている作品「キル・ビル」シリーズについて、タランティーノがついに言及し、話題となっている。
クエンティン・タランティーノがユマ・サーマンとディナー
YouTubeでも公開されているラジオ番組『Radio Andy』に出演したタランティーノは番組内で「キル・ビル」シリーズの続編について「間違いなく実現するはずだよ」と明言している。番組収録の前日、シリーズの主役を務めたユマ・サーマンとディナーを堪能したと語ったタランティーノは「彼女が僕のことを褒めてくれて、それに僕が彼女を褒め返したりして。すごく良い夜だったよ」と話しつつ、「(「キル・ビル」続編について)何をすべきかっていうアイデアは僕の中にあるんだよ。それがすべてで、そのコンセプトをもっと良いものにしていかないと……あれから(ユマ・サーマン演じる)ブライドに実際に何が起きたのかということだったり、僕が実現したいことだったりをね」とすでに続編の構想があることを告白している。
一方で「だってただのばかげたアドベンチャーにしたくないんだよ。そんなの彼女にふさわしくない!」とまだまだストーリー構成を練りたいという旨を語りながらも「ブライドはこれまでにすごく長い間闘い続けてきた。今のところ、もしかしたら面白いかもなって思うアイデアがあるんだ。でももう少しの間それを実現したくはない。今から3年後ぐらいにはしたいと思ってるかもね」とその詳細は明かさなかったものの、実現に向けてのアイデアの一部を紹介してくれている。
この発言に世界中のタランティーノファンが興奮しているはず。3年後、もしかすると「キル・ビル」シリーズ続編を目にすることができるかも? 続報に期待しよう!