表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”。全世界を熱狂させ、日本でも多くの熱いファンから支持を集める超過激スパイ・アクションシリーズ待望の最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』が12月24日(金)のクリスマスイブについに日本公開を迎える。キングスマンシリーズで多くの注目を集めたのは何といっても<バディの存在>だろう。ゲイリー・“エグジー”・アンウィンと、”ハリー”・ハートふたりがお互いの長所・短所を補いながら見せた息の合った活躍ぶりは、世界中のファンを釘付けに。最新作でもこれまでのような熱い信頼関係のもと、絶妙なコンビネーションを活かした壮大なアクションが見られることを期待されている中、今回は『キングスマン:ファースト・エージェント』の見どころに加え、劇場公開までに改めて見ておきたい世界中で愛されている「バディ・ムービー」の傑作と言われる作品を一挙ご紹介!

熱い展開に目が離せない!バディが大活躍するシリーズ映画3選

◆『キングスマン:ファースト・エージェント』【オックスフォード公(レイフ・ファインズ)&コンラッド(ハリス・ディキンソン)】

3月12日にいよいよ公開の時を迎えるキングスマンシリーズ最新作。本作の主人公はレイフ・ファインズ演じる英国貴族のオックスフォード公だ。高い戦闘力や広大な情報網を有するなど、これまで謎に包まれてきた“キングスマン”創設に関わる重要人物である彼。息子のコンラッドハリス・ディキンソン)は、大富豪の貴族として生まれ、幼い頃から父親に大切に育てられてきた。争いが絶えない世の中を危惧し、彼もまたキングスマンの一員として父とともにキングスマンとしての道を歩むこととなる。

舞台は1914年。世界中を混乱に陥れるべく、“闇の狂団”が密かに暗躍をしていた。狂団の影響で今まさに世界が混迷を極めようとしている中、キングスマン最初の任務は「世界大戦を終わらせる」ことだった! 立ち向かうのはオックスフォード公と、息子コンラッドをはじめとする、実力ぞろいの仲間たち。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、果たしてキングスマンはこの世界大戦を止めることができるのか?

『キングスマン:ファースト・エージェント』最大の魅力は“バディの存在”!公開前に観たい傑作バディ・ムービーも一挙紹介 film210126_kingsman_4

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これまでのキングスマンシリーズでは、ハリーとエグジー師弟コンビの活躍が描かれていたが、今回は親子(父親と息子)という、これまでになかった新たな関係に早くも多くのファンからは期待の声があがっている。戦争を止めるべく、危険な戦地へと向かうコンラッドと、志を同じくするも、ひとりの父親として愛する息子の安全を願う複雑な心境のオックスフォード公。世界大戦の裏で生まれた、キングスマンの最も過激なファーストミッションに注目だ!

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※閲覧注意 映画『キングスマン:ファースト・エージェント』ファイナル予告【超過激なクリスマスプレゼント】編12月24日(金)公開

◆シャーロック・ホームズ【シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)&ジョン・ワトソン(ジュード・ロウ)】

2021年に最新作の公開が予定されている、大人気ミステリ・アクションシリーズ「シャーロック・ホームズ」。名探偵シャーロック・ホームズロバート・ダウニー・Jr)は、天才的な頭脳を持ち、武術にも長けた最強の名探偵。一方で彼は、事件がない日は部屋にひきこもり、ハエの動きをじっと観察したり、さらにはペットを麻酔薬の実験台にしたりと型破りな一面も併せ持つ変わり者でもある。事件に夢中になり過ぎて、時には暴走してしまうことも。

対照的に助手のワトソンジュード・ロウ)は、冷静沈着で常識人間。普段からホームズの私生活のだらしなさを注意したり、向こう見ずで突き進んでしまった結果、敵の罠にかかってしまったホームズを危機一髪の場面で何度も救ってきたり、とまさにバディにふさわしい活躍を見せている。正反対の性格で、常にケンカが絶えないものの、厚い信頼と友情で結ばれているふたり。どんな困難な状況でも知力・体力を合わせて事件を解決していく展開に目が離せなくなること必至だ! ワトソンの結婚が決まり、共同生活が解消されることに不満な様子を見せるホームズや、なんだかんだでホームズのことが気になって世話をしてしまうワトソンの人となりにも、思わずクスッとしてしまうはず。

映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』予告編【HD】 2012年3月

◆メン・イン・ブラック【K(トミー・リー・ジョーンズ)&J/ジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)】

1997年の公開からこれまでに全4作品が公開されている大人気SFアクションシリーズ。ニューヨーク市警のジェームズ・エドワーズ / Jウィル・スミス)は、事件の捜査中に人間とは思えぬ身体能力を持った未知の生物=エイリアンに遭遇する。この事件での捜査能力を高く評価したエイリアン監視組織メン・イン・ブラック(MIB)の敏腕エージェントKトミー・リー・ジョーンズ)は彼を組織にスカウト。以降、地球に生息する宇宙人の監視や、凶悪なエイリアンとの対決に挑んでいくことになる。

お調子者で口達者、何かとKに突っかかっていくJと、冷静で合理的な考えを持ち、めったにユーモアな表情を見せないK。年齢も大きく異なるふたりの相性は一見最悪に見えるが、実はKは早くからJの卓越した身体能力や、瞬時の判断力の高さに目をつけており、一方でJは彼の仕事に対する誠実さや、人間らしさを目の当たりにしていく中で、いつしか正真正銘の“バディ”として、いくつもの難事件を解決に導いていくことになる。ジョークを飛ばしながらご機嫌に仕事をおこなうJのどこか憎めない様子と、ポーカーフェイスで淡々と任務をこなすKの対照的な人間性にも注目の作品だ。

メン・イン・ブラック3(予告編)

息のあったコンビネーションやふたりの掛け合いなど、バディ映画としての魅力も存分に楽しめる『キングスマン:ファースト・エージェント』。オックスフォード公とコンラッドの”親子”のバディをぜひ劇場で目撃してほしい!

INFORMATION

キングスマン:ファースト・エージェント

12月24日(金)映画館だけで公開

US公開日:2021年12月22日

原題:THE KING’S MAN

監督・脚本・製作:マシュー・ヴォーン(『キングスマン:ゴールデン・サークル』 『キングスマン』『キック・アス』)

キャスト:レイフ・ファインズ (『007 スペクター』『ハリー・ポッター』シリーズ)、ハリス・ディキンソン(『マレフィセント2』)

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