第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作『万引き家族』がカンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドールを受賞。
是枝裕和監督は文科相祝意を固辞
受賞を受けて、林文部科学大臣が映画『万引き家族』の監督である是枝裕和監督を文科省に招いて祝意を直接伝えたいとの意向を示しました。
しかし、是枝裕和監督は自身のオフィシャルサイトでメッセージを発表し林文部科学大臣からの祝意、そのほかの受賞などを辞退することを表明しました。
「映画がかつて、「国益」や「国策」と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、大げさなようですがこのような「平時」においても公権力(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています。」と公権力とは距離を置くつもりであることを明かしこの論争に終止符を打っています。
映画『万引き家族』は6月8日(金)より公開となっています。
『万引き家族』
6月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
出演:
リリー・フランキー 安藤サクラ
松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ
緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 / 柄本明
高良健吾 池脇千鶴 / 樹木希林
配給:ギャガ
(C)2018『万引き家族』 製作委員会
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