『ムーンライト』『ミッドサマー』など次々に斬新で良質な作品を生み出し続け、最も勢いのある制作・配給会社A24が製作、2020年のアカデミー賞撮影賞ノミネートほか世界中の映画賞を席巻した傑作『ライトハウス』が7月9日(金)に公開される。この度、ウィレム・デフォーが怒りに我を忘れてロバート・パティンソンに殴りかかるシーンも盛り込まれた本編特別映像が解禁された。
A24『ライトハウス』の本編特別映像が解禁!
古くから受け継がれる言い伝えを真摯に守るベテランの灯台守トーマス(ウィレム・デフォー)と、問題のある過去を捨て、新たなスタートを切ろうとしている若者ウィンズロー(ロバート・パティンソン)。そりが合わずに初日から衝突を繰り返すふたりだけの食卓シーンから本映像は始まる。
「気が狂って、人魚について話し始めた、悪い前兆だ」自身の前任者について質問したウィンズローに、トーマスは、少しずつ答え始める。「最後は“鶏の歯”ほどの理性も残っちゃいなかった。灯りの中に魔法が宿ると信じてやがった」。そして、船乗りの守り神と言い伝えられる「“守護聖人 聖エルモが“火を放ったんだ”ってな」と、うやうやしく明かすが「ホラ話だ」とウィンズローは相手にしない。そんな彼を見て呆れたトーマスは「カモメを威嚇してたな、手出しするな」「海鳥殺しは不吉だ」と彼を戒めるが、「またホラ話か」と全く聞く耳を持とうとしない彼に怒りが爆発、殴ってもその気持ちはおさまらず、しばらく呆然と我を失ってしまう。
「デフォーには、非常に具体的な指示でも取り込むことができる不思議な能力があります。最初の文の3行目の2番目の単語を少し速くしてから、全体を半分のトーンに落とすように頼むと、彼は正確にそれを実行します」とエガース監督も絶賛! デフォーにしかできない、迫真の“怒り”の演技に目が離せなくなるシーンを捉えたものとなっている。
劇中、ほぼパティンソンとウィレム・デフォーのふたりしか登場しないことでも話題の本作。“絶海の孤島”という極度の緊張感が強いられる空間の中、互いの魂をぶつけ合うような鬼気迫るやり取りを繰り広げる彼らの壮絶な演技合戦は数多くの映画祭で大絶賛! ぜひ劇場でふたりの掛け合いに釘付けになってほしい。
7/9公開『ライトハウス』本編映像解禁!ウィレム・デフォーが怒りに我を忘れてロバート・パティンソンに殴りかかる!
INFORMATION
ライトハウス
7/9(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!
監督:ロバート・エガース『ウィッチ』 脚本:ロバート・エガース/マックス・エガース
撮影:ジェアリン・ブラシュケ『ウィッチ』 製作:A24
出演:ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』、ロバート・パティンソン『TENETテネット』
2019年/アメリカ/英語/1:1.19/モノクロ/109分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 原題:The Lighthouse
提供:トランスフォーマー、Filmarks 配給・宣伝:トランスフォーマー
Twitter:@TheLighthouseJP
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