あの『ライオン・キング』が、世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”へと進化する。圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による映画の世界に入り込むような未知の映像体験がここに。ディズニー映画『ライオン・キング』が8月9日(金)に全国で公開される。
アカデミー賞受賞の作曲家、ハンス・ジマー
本作では、1994年のアニメーション版『ライオン・キング』で、誰しもが心奪われた楽曲の数々を生み出したスタッフが再集結。世界中で最も支持を集める名作曲家の1人、ハンス・ジマーが本作で再びディズニー作品に命を吹き込もうとしている。
ディズニー作品と音楽は、言うまでもなくとても繋がりが深い。作品のタイトルを聞けば脳内にテーマ曲がすぐ浮かんでくるような作品ばかりだ。ディズニー作品の音楽を担当した作曲家の中で、特に一目を置かれているのが、『アラジン』や『美女と野獣』、『リトル・マーメイド』を担当したアラン・メンケン、そして『メリー・ポピンズ』や『ジャングル・ブック』、『くまのプーさん』などで知られるシャーマン兄弟などがあげられる。そして、彼らに次いでディズニー作品の中で大きなインパクトを残している作曲家、それがハンス・ジマーだ。
ジマーは、ディズニー作品に限らず、数多くの作品の音楽を担当。古くは『レインマン』や、『バックドラフト』、近 年では、『インターステラー』や、『ダンケルク』の楽曲を生み出すなど、作品をあげればきりが無いほど。さらに、アカデミー賞に11回もノミネートを果たすなど、名実ともにその実力が認められる作曲家のひとりだ。
そんなジマーと、ディズニーが生み出した大ヒットシリーズが「パイレーツ・オブ・カリビアン」。誰しもが胸を熱くするあのテーマを生んだのも彼だ。そして彼の功績として忘れてはならないのが、アカデミー賞作曲賞・歌曲賞(「愛を感じて」)、ゴールデングローブ賞音楽賞などに輝いた『ライオン・キング』だ。
壮大で空間全体に広がる、オーケストラのアフリカナイズされたサウンドや、感情を揺さぶるコーラスなど、作品を力強くバックアップ。エルトン・ジョン&ティム・ライスなどと作り上げた「ライオン・キング」の楽曲は、多くの支持を集め、サウンドトラックの売り上げは、アニメーション史上No.1を記録するなど、世界中で高い支持を獲得している。
それ以降、同様の楽曲が組み込まれたミュージカルは、全世界興行収入史上No.1。日本でも、劇団四季による『ライオンキング』が日本の演劇史上No.1の観客動員数を記録するなど、国内でも多くの観客に親しまれ、多くの人々がジマーの楽曲に感情を揺さぶられたことだろう。
監督ジョン・ファヴローが語る『ライオン・キング』に込めたメッセージ
そんなジマーが再びスタッフとして加わって新たに描かれる、超実写版『ライオン・キング』には、新たに“生きるすべての人々が互いに関わりあっていて、繋がっているひとりひとりが、果たす役割や生きる意味を持っている”と言う、現代に生きる人々へのメッセージが込められていると、監督ジョン・ファヴローは語る。このメッセージ性含んで新たに劇場に響き渡る楽曲が、どんな世界を体感させてくれるのだろうか。この夏大きな注目をあつめる本作から目が離せない。
INFORMATION
ライオン・キング
8月9日(金)全国公開
監督:ジョン・ファヴロー 声の出演:ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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