これを食せば、あなたもヴィン様に！？昆虫&闇の食事であなたを魔女の世界へご案内

お次は、冒頭でコールダーたちと戦う魔女の女王にまつわる料理。その戦いぶりは「あっ！」と驚く迫力満点のシーンの連続。この魔女がコールダーに不老不死の魔法をかけちゃうんですね。そんな彼女の住処「魔女の木」をイメージしたメニューが『魔女の木の小枝』。自家製の黒パスタをカリッと揚げ、魔女のダークな世界観をふんだんに盛込んでいます。そして味の決め手となるのは、木の中心部にある赤色のブツ……。な、な、なんと、カリッと揚げたての大型のバッタ（タイワンツチイナゴ）！！　サクッとした食感のトノサマバッタ、めちゃくちゃ香ばしくておいしかったです。優しい味なので、昆虫料理のビギナーにはピッタリ！

魔女との戦いに欠かせない武器といえば炎の剣。コールダーもこの剣で魔女の心臓を狙います。今回出されたメニューは、まさに、魔女の心臓を刺し貫いた『魔女の心臓串刺し 』。炎の剣を使ってかぶりつこうかとも思ったが、コールダーにしか出来ない芸当なので断念。実際の魔女の心臓はかなり高価だそうで（？）豚の心臓（ハツ）を使用している。

火が収まりいざ試食！　うん、旨い！　見た目のボリューム通り、食べ応えもかなりのもの！　皆さん「本物の魔女の心臓を食べたい！」とお思いでしょうが豚の心臓も美味しい。魔女メシのメイン料理におススメだ。

ほかにも、クロエが記憶を呼び起こすために使用した、赤の“記憶のクスリ”も再現。甘くて柔らかいチーズのような食感だが、実は、4粒のうち1粒だけ、すごく危険なパンチが効いたものがあるとか……！？　さらには、魔女がグツグツと時間をかけて煮込んだカレー風味の“鴉（カラス）の暗黒煮込み”。実際に大分県の山奥から野生の鴉を狩ってきたという衝撃の野心作!　この怪しすぎる見た目とは裏腹に、カレーの芳しい香りが食欲をそそりガブリ!　柔らかく非常に食べやすい!　魔女の世界ではカレーといえば鴉!　でしょうか……!　そして、デザートには、“シュワシュワ虫ゼリー”。アリの卵を使用した白色のツブツブが甘いゼリーと口の中で混ざり合い、不思議な食感を楽しめる！　タイではポピュラーに食べたりするとのこと。最後の〆は、“ブレイン（脳みそ）シューター”。一見するとちょっと不気味なカクテルだが、この魔法のようなドリンクを飲めば、あなたも魔女の仲間入りができるかも！？

いかがだっただろうか？　『ラスト・ウィッチ・ハンター』で描かれる“魔女との共生”という設定通り、忠実に再現されたファンタジックな“魔女メシ”。普段は味わえない魔女の世界へ足を踏み入れてみてはいかがだろうか？　この魔女メシを制覇したあなたなら、きっとヴィン・ディーゼルになれるだろう!　“魔女狩り一筋800年”の映画『ラスト・ウィッチ・ハンター』は、9月30日（金）よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国ロードショー！