長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』が世界中の映画サイト、映画誌の年間ベストに選出され、いまハリウッドの製作陣が“最も組みたいクリエイター”として注目されているアリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』が、2月21日(金)より全国公開。全国で満席続出、リピーター鑑賞者も続出する大ヒットスタートを切っている。
『ミッドサマー』大ヒットスタートで、リピーター続出!
本作は、公開前からマスコミ試写や先行上映会で「完璧」「クオリティが高すぎる」と絶賛され、映画ファンの注目を受けていたが、初日を迎えると、「ミッドサマー」がTwitterのトレンド上位に上がり、早朝の回から10代~20代の女性グループや、カップルも多く動員。
本作は初日の2月21日(金)から2月24日(月)までの4日間で動員77,125人、興行収入¥115,450,400(上映館数:全国106SC)を記録している。同日公開の大作『チャーリーズ・エンジェル』(全国306SC)や、本年度アカデミー賞受賞作『スキャンダル』(全国200SC)を超える興行成績を達成した。
本作は、“明るいのにおそろしい”白夜のスウェーデンが舞台のスリラーでありながら、劇中に散りばめられたさまざまな伏線や謎についての考察も楽しめる作品だ。2月11日(火)に先行上映として行われたトークショー付き上映会で、映画評論家の町山智浩氏がアリ・アスターとのインタビューももとに、「今村昌平の『楢山節考』や『神々の深き欲望』に影響を受けている」と、ストーリーの基本にあるのが実は日本映画であったことや、「劇中に登場する絵画に(謎を解く)意味が込められている」と語り、本作に込められた謎を解き明かしている。
2月21日(金)の初日を迎えると、SNSでは細かい伏線の回収や、絵画に込められた意味、劇中の登場人物たちの衣服や屋敷に記されたルーン文字の意味の考察、北欧神話との関連、画面に隠された謎のシルエットについて、さらに「ハッピーエンドでもある」とアリ・アスター監督が来日舞台挨拶で語った結末の解釈についてなど、さまざまな議論がSNSで巻き起こり、同日夜にはTwitterの“日本のトレンド”に「ミッドサマー」がランクインした。
一度見ただけでは見逃しているものも多いかもしれない本作。散りばめられた数々の伏線を見つけたり、どのシーンでどの作品がどう影響を与えているのかを確認したり、何度見ても発見があるので、リピート鑑賞をするファンも続出している。
映画公式サイトには、鑑賞後専用の、隠された謎や伏線を徹底解析する「観た人限定 完全解析ページ」が設置されており、SNSでは「徹底解析を読んでもう一度観たい」という声も多くあがっている。劇場公開前からの期待に早くも応えている『ミッドサマー』。あなたもぜひこのフェスティバルスリラーを劇場で堪能してほしい!
2020.2.21(金)公開『ミッドサマー』予告編
INFORMATION
ミッドサマー
全国大ヒット公開中!!
監督・脚本:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、アーチー・マデクウィ、エローラ・トルキア、ビョルン・アンドレセン
製作:パトリック・アンディション、ラース・クヌードセン
撮影監督:パヴェウ・ポゴジェルスキ プロダクション・デザイン:ヘンリック・スヴェンソン
編集:ルシアン・ジョンストン
衣裳デザイン:アンドレア・フレッシュ
音楽:ボビー・クルリック
© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
提供:ファントム・フィルム/TCエンタテインメント/Filmarks
配給:ファントム・フィルム|原題:MIDSOMMAR|2019年|アメリカ映画|ビスタサイズ|上映時間:147分|映倫区分:R15+
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