アリ・アスター監督＆A24最新作『ミッドサマー』の勢い止まらず！R18＋版も絶好調でリピーター続出＆SNSファンアートも大反響

長編デビュー作『ヘレディタリー／継承』が世界中の映画サイトや映画誌に絶賛され、いまハリウッドの製作陣が“最も組みたいクリエイター”としてその動向に注目が集まっているアリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』が全国公開中。現在全国で満席・リピーターが続出しており、SNSではファンアートが投稿されるなど“ミッドサマー現象”ともいえる状況が続いている。

アリ・アスター監督＆A24最新作『ミッドサマー』の勢い止まらず

本作は細かい伏線や、絵画に込められた意味、劇中の登場人物たちの衣服や屋敷に記されたルーン文字の意味、北欧神話との関連など、様々な謎が隠されていることも話題だが、鑑賞者による考察がSNSやブログに投稿されるなど、活発なコミュニケーションが発生している。また、TwitterやInstagramでは「＃ミッドサマーファンアート」のハッシュタグで沢山のファンアートが投稿されている。

公開初日には、“ミッドサマー”がtwitterのトレンド上位に上がり、早朝の回から10代～20代の女性グループや、カップルも多く動員し全国で満席が続出。初日の2月21日（金）から2月24日（月）までの4日間で、同日公開の大作『チャーリーズ・エンジェル』や、本年度アカデミー賞受賞作『スキャンダル』を超える興行成績を達成。恐怖だけではなく、「ラストは爽快だった」、「ダニーに共感した」という口コミも多数発生し、SNSが本作の感想で賑わった。また、劇中に登場する聖典“ルビ・ラダー”をイメージしたパンフレットは全国の劇場で即完売し、増刷もされた。

そして3月13日（金）より、『ミッドサマー ディレクターズカット版』が全国劇場で上映開始となった。『ミッドサマー』と合わせて全国186スクリーンでの拡大公開となり、ともに満席回が続出。週末映画動員ランキングは前週から2位アップの5位を記録し、TOHOシネマズでの全国動員ランキングは、『パラサイト 半地下の家族』や『Fukushima50』といった大作を抜いて1位を達成した。

ディレクターズカット版は、レギュラー版ではカットされた未公開シーンを含む上映時間2時間50分で、映倫区分はR18＋。主人公・ダニーと恋人・クリスチャンの関係性がより丁寧に描かれており、ホルガ村の他なる儀式の様子も追加されている。「よりヒロインに感情移入できた」、「レギュラー版の謎が解けた」という声も上がっており、レギュラー版の後に鑑賞しても、さらなる爽快感と新たな発見を体験できる内容となっている。

また3月27日（金）からは、アリ・アスター監督の長編デビュー作にして「現代ホラーの頂点」と評された『ヘレディタリー／継承』の4DX版が全国の4DXシアターにて上映される。「常軌を逸した完成度」、「怖すぎる」と絶賛され、数々の映画評論家や映画ファンの2018年ベスト映画に選出された同作の恐怖が、4DXによってどのように増幅されるのかにも注目が集まっている。

恐怖の歴史を覆す、暗闇とは真逆の明るい祝祭を描いた『ミッドサマー』は全国公開中。体験した者は二度と元には戻れない本作の勢いはまだまだ止まらない！

2020.2.21（金）公開『ミッドサマー』予告編