「ミニシアター・エイド基金」発足の記者会見がDOMMUNEにて無料配信決定｜ジェームス・ブラウン主演映画『ソウル・パワー』生配信も実施

ミニシアター（小規模映画館）支援のためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」が、4月13日（月）よりMotion Galleryにてスタートする。これに伴い、DOMMUNEにて当日の16：00から記者会見が開催され、17：30からはアップリンク配給作品『ソウル・パワー』が投げ銭方式で生配信されることに。

「ミニシアター・エイド基金」発足の記者会見がDOMMUNEにて無料配信決定

新型コロナウイルス感染拡大防止のための自粛要請が続き、閉館の危機にさらされている全国のミニシアターを支援する「ミニシアター・エイド基金」。4月5日（日）に立ち上げが宣言された本プロジェクトには現在、全国のミニシアター50館を超える参加希望があり、多くの映画監督からの賛同と参加の意思表明も集まっている。また、署名活動を通じて政府への提言を進めている「SAVE the CINEMA」とも連携していくとのこと。

今回配信される記者会見には、映画監督の深田晃司と濱口竜介、アップリンク代表・浅井隆、俳優／映画監督・斎藤工、俳優・渡辺真起子に加え、全国の劇場支配人も参加する予定だ。尚、コロナウイルス感染拡大を防ぐため、本記者会見は配信のみとなり、出演者は全員リモートでの参加となる。

ジェームス・ブラウン主演映画『ソウル・パワー』の生配信も実施決定

同日の記者会見後には、同じくDOMMUNEにて、1974年にジェームス・ブラウン（James Brown）やB.B.キング（B.B. King）などの超豪華アーティストが一挙集結したブラックミュージックの祭典＜ザイール’74＞のドキュメンタリー映画『ソウル・パワー』が生配信される。

3月24日（火）に新型コロナウイルス感染症により死去したサックス奏者・マヌ・ディバンゴ（Manu Dibango）が、キンシャサの路上でとジャムセッションを繰り広げるシーンや、3月30日（月）に心臓疾患の合併症により亡くなったソウル歌手・ビル・ウィザース（Bill Withers）による必見のパフォーマンスも収録されている。希望と連帯のアンセムとして再び注目を集めているビルのソウルフルなナンバー“Hope She’ll be Happier”をぜひ堪能していただきたい。