映画会社スターサンズと、大森立嗣監督がタッグを組み、実際に起きた事件に着想を得て、新たな物語として送り出される衝撃作『MOTHER マザー』が、今夏に全国で公開されることに。そしてこの度、場面写真8点が解禁された。
小見出し:社会への問題提起感動作 場面写真一挙解禁も!
『新聞記者』(2019年公開映画)、『宮本から君へ』(2019年公開映画)の映画会社スターサンズと、『日日是好日』(2018年公開映画)の大森立嗣監督がタッグを組み、母親役に長澤まさみ、内縁の夫役に阿部サダヲ、息子役に新人・奥平大兼を迎えた『MOTHER マザー』。
今夏に全国で公開される本作品は、男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子と、実の息子・周平に芽生えた「絆」から展開をみせ、その後成長した周平は「ある事件」を起こしてしまう。何が彼を追い込んだのか? 彼が罪を犯してまで守りたかったものとは? 事件の真相に迫るとき、少年の「告白」に涙があふれだす。
主演を務める長澤まさみは秋子を演じ、社会の闇へ堕ちていく母親役に挑戦。また、秋子と内縁の夫になるホスト・遼を阿部サダヲが演じている。
製作は、日本アカデミー賞(主要部門)三冠の話題作などをおくりだす映画会社スターサンスで、河村光庸プロデューサーが、実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て、大森立嗣監督とタッグを組んで完成した。複雑に絡み合う感情たちを描き出し、社会へ問題提起するような感動作になっている。
また、今回解禁された場面写真は合計8点。「子供たちのそばにいながらも、心はその場所になく、うつろな目でタバコをふかす秋子」、「秋子の母親(木野花)の前で思いつめた表情で座る周平」、「転々と流浪する生活を送る秋子と子供たちが、ラブホテルのベッドで川の字に眠る」姿、児童相談所の職員・亜矢(夏帆)が周平たちの力になろうと相談にのる様子や、行くあてが無くなった秋子が、住処を得るためラブホテルの従業員・赤川(仲野太賀)を挑発する場面写真も。
秋子の家に転がりこんだ遼(阿部サダヲ)が、幼少期の周平(郡司翔)を茶化すように笑う」シーンは、まさにこの作品のキーマンである周平の気持ちが伝わってくるような写真だ。映画を観る前に、雰囲気を味わうことができる場面写真をぜひチェックしていただきたい。