木村拓哉主演。三池崇史監督という、日本映画界が世界に誇る“最強タッグ”で挑む、規格外アクションエンターテインメント『無限の住人』。木村拓哉の新境地を予感させるビジュアルや、豪華キャストの競演など新しい情報が出る度に注目度が高まっており、はやくも2017年ゴールデンウィーク必見の“ぶった斬り”エンターテイメントとして話題を集めている。

原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇るカリスマコミック。1997年に<第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞>、2000年に英語版が<アイズナー賞最優秀国際作品部門>を受賞。<アイズナー賞>とは、カリフォルニア州サン・ディエゴのコミコン・インターナショナルで発表される、アメリカで最も権威あるコミック賞の一つ。“漫画のアカデミー賞”と呼ばれており、手塚治虫、大友克洋、浦沢直樹など名だたる作家に先んじての受賞となり、大きな話題を呼んだ。現在までに世界22の国と地域で刊行され、いまなお人気を博している。

この度、初解禁された本予告は、両親を殺され復讐を誓う少女・凜が、不死身の男・万次に用心棒の依頼をする場面から始まる。「死ねるてめぇは幸せもんだよ」とつぶやく、“死にたくても死ねない”孤独と葛藤を抱える万次に襲いかかかるのは、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵……とまさに規格外な豪華キャスト演じる最強集団。強さのみを追い求める剣客集団・逸刀流らの迫力満載のアクションシーンは、今回が初公開となる。

万次は不死だが、斬られれば痛みを感じ、致命傷を負えば死ぬこともある。1人vs300人、見渡す限りすべて敵という壮絶な立ち回りのなか、万次は凜を守り抜き、仇討ちを果たすことができるのか。一人で永遠を生きていたはずの万次が、まさに命を懸けて凜を守り抜くと決めた時、一体どんな結末が待っているのか……。万次の葛藤や強さを表現したというMIYAVIによる書き下ろし主題歌が、物語をドラマチックに演出する。

あわせて初解禁された本ビジュアルでは、豪華キャスト演じる強敵たちの全身ビジュアルが完全公開された。正面を見据える万次と凜の背後にずらりと並ぶ敵たち。いずれも原作キャラクターのビジュアルを再現しており、不死身の万次を追いつめる個性的な敵にも注目が集まる。

そして、主題歌が世界を舞台に活躍するギタリスト・MIYAVIによる“Live to Die Another Day – 存在証明 -”に決定! 「この作品の主題歌は、世界的に通用する日本人アーティストにしたい」という三池監督たっての希望により、SMAPに楽曲提供をしておりステージでの共演経験もあるMIYAVIに白羽の矢が立った。MIYAVIは過去にSMAPに楽曲提供(“Top Of The World”14年、“Otherside”15年)をした他、<第65回NHK紅白歌合戦>にSMAPが出場した際にギター演奏で参加するなど、木村拓哉と親交がある。

邦画では初めての書き下ろし主題歌となる今回の楽曲についてMIYAVIは、「ひとり孤独にずっと生きてきた万次が初めて凜に出逢い“生きたい”と思った。そして凜を守るために、また新たな葛藤をおぼえていく。その激しさと切なさを、この楽曲で表現できれば良いなと思いました。無限の住人は、木村さんの人生の新たなる岐路、出発点なんだろうなと思います。そういう意味で僕も音楽家としてこの作品に関わることができて本当にうれしく思っていますし、刀の代わりにギターで、ともに戦わせてもらったという感覚です。」と語った。主題歌は、4月発売のベストアルバムに収録される。

MIYAVIが木村拓哉主演映画『無限の住人』主題歌を担当!福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵ら出演、本予告初解禁 18a17cabf7cd43f1ec3de82fcdfed7d6-700x540

監督は国内外で高い評価を受ける三池崇史(56)。その独特の世界観と、ダイナミックな映画表現は日本にとどまらず海を越え、世界の映画人にも認められ、世界的な映画祭の最高賞部門に数多く選出され続けている。(2010年に『十三人の刺客』が第67回ベネチア国際映画祭コンペティション部門、翌2011年に『一命』が第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門、そして2013年に『藁の楯 わらのたて』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門。) ベネチア、カンヌ、ベルリンと、世界三大映画祭で認められているだけに、最新作『無限の住人』は、海外も視野に入れた作品としても大きな期待がかかっている。

今回公開された、本ビジュアル、本予告篇は2月11日より全国の劇場(一部除く)で上映される。また、数量限定で映画ビジュアルと原作ビジュアルが表裏で楽しめる、クリアファイル付前売り券も同日より発売される。

主題歌・MIYAVI コメント

三池監督からは「作品の世界観と、お客さんが映画の扉を開けて元の現実に戻っていく、その架け橋であって欲しい。ただ、作品に寄り添い過ぎなくても良い。そこはMIYAVIさんの解釈で作ってもらえば良い」と言われました。

三池監督は今の日本の中で、無様にもがき、闘い続ける万次の姿を通して「お前は本気で生きているのか?」ということを伝えたかったんだと思うんです。熱くなろうぜ、熱くなっていいじゃないか!ともがき続ける、万次の生き方を、僕はどう音で表せるか。時に激しく、時に切なく。根幹にある万次の強さと凛とした部分を、この楽曲で表現できれば良いなと思いました。

たぶん、万次の姿と木村さんを重ね合わせる人もたくさんいると思います。

今後木村さんは、一人のシンガー、エンターテイナー、アーティスト、そして男として、ここからどう戦っていくのか。僕は一アーティスト、一パフォーマーとしての木村拓哉という人を知って惹かれたし、もっと観たいなと思ったんです。僕らアーティストはワクワクさせてなんぼだと思いますし、ここまで人をワクワクさせてくれる木村さんには、日本の顔として、凛として存在していて欲しい。やはり「無限の住人」は、彼の人生の新たなる岐路というか、出発点なんだろうなと思います。そういう意味で僕も音楽家としてこの作品に関わることができて光栄に思っていますし、刀の代わりにギターで、ともに戦わせてもらったという感覚です。

木村拓哉 コメント

楽曲を聴いて、彼にしか出せないリズムと、彼にしか浮かんでこないリフが聴こえてきたときに「お、きたきたきた!」と興奮しました。彼が生み出した歌詞に、「ああ、MIYAVIは映画をこういう風に捉えてくれたんだな」と思ったし、MIYAVIがアーティストとして『無限の住人』に真剣に向き合ってくれていることが100%感じられました。余分な言葉はまったく無かったし、曲の構成的にも余分なものは一切無い。彼がここまで向き合ってくれて、理解してくれていることが非常に嬉しかったです。

みんな「誰々のようになってみたい」という憧れを持っていると思うし、それも間違っていないと思うけれど、MIYAVIは限りなくオリジナルに近いところで、作品を発信し続けているし、勝負し続けている。だから、すごく憧れます。アーティスト、MIYAVIはやっぱりスゴい。だから一緒に仕事ができてとても光栄です。

無限の住人

2017年4月29日(土・祝)全国ロードショー

キャスト:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯/山﨑努
原作:沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
音楽:遠藤浩二
製作:映画「無限の住人」製作委員会
制作プロダクション:OLM 制作協力:楽映舎
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会

STORY:
無限の命を持つ男・万次。その命、誰のために使う? かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い<生きる意味>を失った時、謎の老婆に無理やり<永遠の命>を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女。だがそれは、不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった――。

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