賞レースを席捲する数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが、今注目の監督クロエ・ジャオと共に贈る最新作『Nomadland(原題)』。この度、本作が邦題『ノマドランド』として、2021年1月に日本公開されることが決定した。

クロエ・ジャオ監督作『ノマドランド』が日本公開決定

本作は、大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとにしたロードムービーだ。主人公は、リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町にある住処を失った60代女性、ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、現代の“ノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。

主演を務めるのは、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞受賞し、その絶対的存在感で世界を圧倒したフランシス・マクドーマンドだ。撮影では、マクドーマンド自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた、新しい表現ジャンルを開拓。主演だけでなく、製作としても携わるマクドーマンドの渾身の意欲作に仕上がっている。

フランシス・マクドーマンドが現代の“ノマド”を熱演!クロエ・ジャオ監督作『ノマドランド』が日本公開決定 film200909_nomadland_1-1920x1080

本作の監督クロエ・ジャオは、『The Rider(原題)』でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、『エターナルズ(原題)』の監督にも抜擢。タッグを組むのは、『ゴッズ・オウン・カントリー』で大自然の荘厳な映像美をスクリーンに焼き付けた撮影監督ジョシュア・ジェイムズ・リチャーズだ。

アメリカ西部の厳しくも壮大な自然や、路上の崇高な美しさのなか、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って生きるノマドの生き様が映し出された『ノマドランド』。サーチライト・ピクチャーズ、フランシス・マクドーマンド、クロエ・ジャオの注目タッグで贈る最新作に是非ご期待あれ!

INFORMATION

ノマドランド

2021年1月、全国公開。

監督:クロエ・ジャオ『The Rider』(17未)、『エターナルズ』(21)
キャスト:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ ほか
全米公開:12月4日
原題:Nomadland
原作:「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著/春秋社刊)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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