講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ『溺れるナイフ』が待望の映画化となり、11月5日(土)公開! 小松菜奈、菅田将暉W主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストの発表に、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰! 監督は、日本映画界最注目の新鋭・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーが誕生した。
そしてこの度、本作を象徴する、夏芽とコウの美しすぎる海中ラブシーン映像が解禁となった。
都会からきたティーン誌のモデル・夏芽(小松菜奈)と、地元の神主一族の跡取り・コウ(菅田将暉)の<一生に一度の>ラブストーリーを描いた本作。出会った瞬間に惹かれあった二人だが、幸せな日々は火祭りの日に起きた悲劇によって叩き潰される。今回解禁となる映像は、悲劇のあと心を閉ざした夏芽が、ある日抑えていた恋しさに突き動かされ、荒れ狂っていたコウに想いをぶつけるシーンの一部。夏芽がコウの首に回していた手を放すと、コウは海に沈んでいく。そんなコウを助け出そうとする夏芽。生きようとする夏芽に対し、死を恐れず、むしろ死を受け入れようとするかのようなコウ。対照的な二人の姿が繊細なピアノの旋律にあわせて映し出される。小松と菅田は、撮影前にプールで練習を行ったというが、いざ撮影となると、そこは台風直前の荒れた海だった。沈まない体質の小松は制服を着た上に重しをつけて挑み、「本気で死ぬかと思った」というほど過酷な撮影であった。
『溺れるナイフ』小松菜奈×菅田将暉 海中ラブシーン映像
ナイフのように研ぎ澄まされた10代のハートが、ぶつかり合い、求め合い、傷つけ合い、光に向かって全力疾走していく姿が描かれる『溺れるナイフ』。これまでのラブストーリーとは違い、観る者すべてを切り刻むような、心揺さぶるラブストーリーをお楽しみに。
溺れるナイフ
11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー
小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)
主題歌:「コミック・ジェネレイション」ドレスコーズ(キングレコード)
脚本:井土紀州、山戸結希
音楽:坂本秀一
製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)
助成:文化芸術振興費補助金
企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所
制作プロダクション:アークエンタテインメント
企画・製作幹事・配給:ギャガ
監督:山戸結希
原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊)
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
あの頃、君が世界の全てで、私たちは永遠だと信じていた―。
15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような‘閃光’と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは―。