『レザボア・ドッグス』で鮮烈なデビューを果たして以降、常に意欲的な作品を発表し続け、10作品を監督した後に引退すると宣言しているクエンティン・タランティーノの9作目の長編監督作となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、この度、5月14日に開幕する<第72回カンヌ映画祭>コンペティション部門に正式に出品されることが決定した。
過去に『パルプ・フィクション』でパルム・ドール受賞経験も
タランティーノは1994年に『パルプ・フィクション』でパルム・ドールを受賞し2004年には同映画祭の審査員長を務めているが、コンペ部門出品は『イングロリアス・バスターズ』以来10年ぶりで三度目となる。
25年ぶりに再びパルム・ドール受賞なるか大いに注目されるところだ。本作はタランティーノからハリウッドへのラブレターと言われているが、製作当初からカンヌ映画祭コンペティションを念頭に入れていたとのことで、今回のコンペへの出品はタランティーノからカンヌへのトリビュートといえる。
本作には、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーなどが出演することが話題に。その他にもティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセルなどタランティーノ作品ではおなじみの面々も顔を揃えている。
カンヌ映画祭でのレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華スターとタランティーノが歩くレッドカーペットはカンヌ映画祭のビックイベントとなるはずだ。