再生回数が800万回を超え話題となっている短編作品『Water Baby』。その続編となる、長編ドキュメンタリーフィルム『Pacific Mother』の製作が決定した。現在、2022年夏のリリースを目指して撮影を進めており、その製作費を募るためクラウドファンディングが始動している。
ドキュメンタリーフィルム『Pacific Mother』完成に向けてクラウドファンディングがスタート!
発端となった短編作品『Water Baby』はフリーダイバーで女優の福本幸子が、高齢出産になるということもあり、地元・沖縄では希望する方法で出産できないと知り、彼女のパートナーであるウィリアム・トゥルブリッジともに“出産 先進国”として知られる彼の故郷ニュージーランドで、念願の自宅での水中出産を経験した様子を迫った映像となっている。再生回数が800万回を記録し、世界の3つの映画祭で受賞し、5つの映画祭で出展作品に選ばれるなど、国際的に高い評価を受けている作品だ。
今回、クラウドファンディングに挑戦する長編ドキュメンタリーフィルム『Pacific Mother』では、前作から引き続き福本幸子が主人公に。本作では、長女の出産後、「すべての女性が、自分が望む方法で出産できるようサポートを受けられるようになってほしい」という想いが彼女の中に生まれ、海と深くつながる彼女らが選んだそれぞれの「バースストーリー」に迫っている。そして幸子も再び、ニュージーランドで娘を取り上げた献身的な助産師と、ウィリアム、長女とともに、世界的評価を受ける出産妊娠サポート制度の元、2人目の出産に臨むドキュメンタリー映像に。「社会が海と妊婦に優しくなれば、世界はもっとよくなる」このメッセージを映像化するために、この作品の製作が決定した。短編作品『Water Baby』とともに、続編の『Pacific Mother』制作に向けてのクラウドファンディングもチェックしてほしい。
生命の誕生は、人生において最も尊いイベント。なのに、多くの国でそれがないがしろにされています。これは、知れば知るほど根深い問題であり、みんなでもっと真剣に考えるべきテーマなのではないでしょうか。女性に、母親に優しい世の中を作ることが、海に、地球に優しい世の中につながっていくと信じています。
ー発案&主人公 福本幸子
出産とは本来、新しい命が誕生するという素晴らしい経験であり、女性にとってはポジティブな人生の転機となるはず。なのに世間では、「大変、痛い、苦しい」とネガティブに語られることが残念でなりません。当作品を通してお産を再定義し、ポジティブで美しいイメージへの、きっかけとなるよう願っています。そのためには、産む人が、正確な情報にアクセスした上で、選択の自由を手にし、周囲とバースパートナーから万全 の支えを受けること。そして、「自分の身体と本能を信じて、お産という生命の神秘に向き合えた」と、生きる自信と新 たな力を得て、後の人生を歩めることが大切だと考えています。『Pacific Mother』では、海に生きる女性たちの、ビーチでの出産から病院での帝王切開までの、多様なバースストーリーを通して、彼女たちの人生に迫ります。世界中の人に「誰もが母から生まれ、海はすべての命の母である」という事実を思い出してもらい、誰もが「海と母」へ、より大きな畏敬の念を抱いてくれるような作品を目指します。
ー製作チーム
アクションに移したいと思っていた時に愛する友の福本幸子が主演する『Pacific Mother』のインパクトドキュメンタリー映画を製作しているのを知りました。
彼女たちのチームが魂を込め、全身全霊で表現しているのは、海の保護、女性の権利、出産の制度にフォーカスする『インパクトドキュメンタリー』として世界中の人の意識や社会を変える“きっかけ”になることを目指したいという想いに私も心から賛同するし、関わってアクションを起こしたいという気持ちになりました。
今さちこ達のチームはこの映画を完成させるためにクラウドファンディングで製作費の支援を必要としています。私も支援させて頂きました。早速夫や友人にもこのプロジェクトのことをシェアしました。私たちが住む地球を守ることは、私たちの子孫の命を守ることです。
みんなで生きとし生けるものすべての起源、美しき海を守るためにアクションを起こしませんか?
命の起源、母と海を守りたい。
“産み”と“海”のドキュメンタリーを世界へ
ーTAMAO Paddler Japan®創設者/ヨガ講師/セルフラブコーチ