今週、「InterFM 897 Tokyo Brilliantrips」と連動してお伝えするのは世界中で愛されている紳士的でちょっとおとぼけなクマの物語『パディントン』です!

世界中で愛されている“紳士なクマ”の物語が堂々映画化!

世界中で愛される“紳士なクマ”、映画『パディントン』の魅力 8db35dbe6cb61cfa757f4513ef12bacd

原作はイギリスの絵本『クマのパディントン』。世界中で愛され、日本の皆さんでも一度は目にしたことがあるでしょう、大人気のキャラクターです。大きめの赤い帽子をかぶり、青のコートもなんだかオーバーサイズ。イギリス紳士らしい振る舞いはするのだけれど、外見はやっぱりモフモフっとした野生の熊。しかしそのギャップに癒されてしまうのですよね。

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映画の物語は、故郷に住めないことなってしまったパディントンが遠い異国の地・ペルーから、沢山の人々が行き交う街・ロンドンにやってきたところから始まります。誰にも相手にしてもらえず困り果てていた時に偶然出会ったブラウン一家。パディントンはなんとか彼らの家に泊めさせてもらうこととなりますが、慣れない街で、人間と同じ生活をすることなんてできるのでしょうか……と思った矢先に、悪気がないながらもドタバタとトラブルをおこすパディントン。そんな彼を最初はスグにでも追い出されそうになるブラウン家のお父さんも、徐々に家族と心を通わせていくパディントンの姿をみて、受け入れていきます。しかし、また新たなトラブルが彼らを待ち受けているのです……。

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英語版でパディントンの声を演じているのは『パフューム ある人殺しの物語』で主演を抜擢されてからというもの、『007シリーズ』などの人気作にも出演、演技派としてその名をあげているイギリス人俳優、ベン・ウィショー。彼の物腰柔らかな声はパディントンのイメージと非常にあっていました。日本語吹き替えには松坂桃李が選ばれたというので、そちらも気になるところです。また、パディントンを追う謎の女をニコール・キッドマンが演じ、その他の俳優はイギリス出身の役者が揃っています。

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パディントン自身のキャラクターが愛おしいのは勿論のこと、映画の世界観にも注目したいところ。劇中なにか説明したりする際に、小道具が多く使われていたり、引きのカメラで人物を紹介したりなど、どこかウェス・アンダーソンの作品を彷彿させるような作り込まれ方がされています。また登場人物たちの衣装や部屋がカラフルでとってもお洒落、見ていて全く飽きませんし、どんどん世界観に引き込まれていきます。原作が絵本というだけあって、舞台はロンドンでありながらも、随所にファンタジー要素が散りばめられていて、子供も大人も揃って夢中になること間違いなし。家族でも友達とでも、恋人とでも楽しめる作品だと思います。

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text by Qetic・Rina Kawarai

パディントン

2016年1月15日(金)より全国ロードショー


出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ニコール・キッドマン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスほか
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン(『ハリー・ポッター』シリーズ)
原作:マイケル・ボンド
配給:キノフィルムズ

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