今年のカンヌ国際映画祭で、審査員満場一致で【最高賞】パルム・ドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。オスカー前哨戦といわれるトロントやニューヨークなど各国の映画祭で絶賛&受賞を重ね、第77回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を筆頭に、すでに120以上の賞を獲得している本作が、日本時間1月13日(月)に行われた第92回アカデミー賞®︎ノミネーション発表にて、6部門ノミネートの快挙を達成した!
『パラサイト 半地下の家族』が韓国映画史上初のアカデミー賞®︎ノミネート!
日本でも1月10日から全国公開となった『パラサイト 半地下の家族』は、先行公開時から大きな話題を呼び、全国的に満席が続出する爆発的大ヒットスタートとなり、SNS上でも「震えるほどすばらしい映画!」「見終えてすぐに立ち上がれなかった!」「こんな映画体験今までにした事がない」「全力で周りに勧めたくなる最高の映画」と絶賛の声があふれている。そんな本作が第92回アカデミー賞®︎でノミネートされたのは以下の6部門だ。
第92回アカデミー賞®︎『パラサイト 半地下の家族』ノミネート
・作品賞
・監督賞(ポン・ジュノ)
・脚本賞(ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン)
・美術賞(イ・ハジュン)
・編集賞(ヤン・ジンモ)
・国際長編映画賞
貧富格差、学歴社会、雇用問題……いま世界が直面している問題への痛烈な批判を内包しつつも、映画すべての要素を完璧に融合させた、超一級のエンターテインメントに高評価が集まり、『パラサイト 半地下の家族』は6部門でのノミネートを果たした。韓国映画としては、同賞のノミネート自体が史上初。さらに米国が製作にはいっていない純粋なアジア映画として、作品賞にノミネーションされるのも史上初となっている。
また、アジアから監督賞にノミネートされるのはアン・リー監督以来、史上2人目。作品賞と外国語映画賞のノミネートは、アカデミー賞の歴史の中で7本目となる。この快挙づくしの展開に、外国語映画にして史上初の作品賞受賞への期待も高まり、すでに「『パラサイト』が歴史を作った」(Variety、LA TIMES)など米各メディアも大盛り上がりとなっている。
ポン・ジュノ監督も、これを受け「この作品が認められたことに、とても興奮し、感謝しています! 素晴らしい俳優やクルーら仲間たちと喜びを分かち合っています。世界中から私にインスピレーションを与えてくれた映画製作者たちが築き上げてきた偉大さ、そして、映画は私たちに共通する人間性についての普遍的な言語であることを改めて思い出させてくれました。心からこのノミネーション結果を光栄に想い、感動しています」と喜びを語った。
各映画賞で作品賞を続々受賞しオスカーレースを席巻中の本作。米国内のアカデミー賞®︎前哨戦の受賞数は『マリッジ・ストーリー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などを抑え、No.1の73賞受賞、レビューサイト「Rotten Tomato」では99%という圧倒的な高評価を誇り、映画界の歴史を変える偉業にリーチがかかっている。第92回アカデミー賞®︎の受賞発表は、LA時間2月9日(日)(日本時間10日(日))だ。本作のアカデミー賞受賞に期待しよう!
『パラサイト 半地下の家族』90秒予告
INFORMATION
パラサイト 半地下の家族
全国大ヒット上映中!
出演: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
監督ポン・ジュノ
撮影:ホン・ギョンピョ 音楽:チョン・ジェイル
配給・宣伝:ビターズ・エンド
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