『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』が2018年5月26日(土)より公開となる。
公開を目前に5月21日(月)に市ヶ谷・シネアーツにて、サプライズゲストとして女優の橋本マナミが登壇したトークイベント付試写会が開催されました。
橋本マナミ「セクシーな手つきはラブシーンかと思うぐらいのエロス!」
サプライズゲストとして、清楚な色合いでありながらも胸元がパックリ、深いスリットがはいったセクシーなドレスで登場した橋本さんに場内はざわめきが!
本作の感想を聞かれて「衣装も画面も美しいのに、思わぬ展開に衝撃! でした。最後のアルマの行動には「わたしだったらここまでするかな……!?」と考え込んじゃいましたね」と、本作に衝撃を打たれたそう。特に橋本さんが印象的だったのはダニエル・デイ=ルイス演じる天才デ ザイナー、レイノルズの手つき。
「思わず私が触れられているかのような手つきで、測っているだけなのにまるでラブシーンのような……。異性で一番セクシーだと感じるのは手なので、じっくりと見ちゃいました」と、デイ=ルイスの美しい所作に自分のフェティシズムが刺激されたと語る橋本さん。
橋本マナミ「ビニール一枚の衣装では、大事なところは折り目で隠しました」
どんな衣装をデザイナーに着せてほしいですか? という問いには「わたし過去にビニールの衣装を着たことがあって。大事なところは隠さなきゃ、と思って、折り目をつけたら、隠れたんですけれど……」と想像しただけで鼻血もののエピソードには場内騒然!
「そ、それは、下着とかは……」という踏み込んだ質問にも「もちろん、着てないですよ!」と、平然と答える橋本さんの想像以上の大胆さに会場からは笑い声が。「すごい大胆な衣装でしたけど、それぐらいインパクトがあっても、素敵な男性のためなら着れるかも……」と、橋本さんの度胸と器の大きさに観客が感嘆する場面も。
橋本マナミ「ムカついたときには旦那の歯ブラシでトイレ掃除!?」
「アルマの“毒を盛る“という驚きの行動は、どう思いました? 真似できますか?」という質問にはまさか!と橋本さんは笑いながら否定。「あそこまでの行動がとれるのは“若さ“であり、“想いの強さ“でもあるから羨ましいです」とアルマの行動は「愛ゆえ」だと語る橋本さん。
ふたりのいびつな結婚生活に関しては、「友人から聞いた話しだと、旦那と喧嘩して、とっても腹が立ったときに歯ブラシでトイレ掃除したっていうんです! びっくりですよね! そういう、反撃の仕方があるのかと。でもそうやって我慢するのも結婚で、“幸せだけが全てじゃない“ということを感じてます」と自身の結婚観についても明かしました。
橋本マナミ「わたしの必殺技は押し倒す勢いで攻めまくる!!」
レイノルズのような堅物なおじさんを落とすときは? と聞かれた橋本さんは「私は怒らない、じっと 待つ。それで居心地が良い女なのかな? と思わせるんです」としたたかな印象を感じさせたものの、「必殺技は?」と聞かれると「振り向かせたい! と思ったときには押し倒す勢いですごく攻める! それで本当に拒絶されたら諦めますかね……」と、橋本さんの本気が垣間見えた。
でも橋本さんに押し倒されて拒否する人なんていないのでは? という質問に「でも一回だけあるんです!」という回答に驚く会場! 「奥さんか彼女がいたんでしょうね、きっと……」と橋本さんの過去の失敗談も漏らしました。
驚きの暴露エピソードが次々と聞け、会場は盛り上がりを見せていましたがあっという間に時間は過ぎ、大歓声の中、トークイベントは終了しました。
『ファントム・スレッド』は今年度アカデミー賞で異例6部門ノミネート
世界三大映画祭すべてで賞を受賞し、今年度アカデミー賞で異例6部門ノミネート、見事衣装デザイン賞を受賞した、若き天才、ポール・トーマス・アンダーソン。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でアカデミー賞主演男優賞に導いたダニエル・デイ=ルイスとの再びのタッグを組み、世界を感嘆と衝撃の渦に呑み込んだ『ファントム・スレッド』。
アカデミー賞三度受賞した怪物俳優、ダニエル・デイ=ルイスが突如、引退宣言をしたことでも話題になっている。
映画『ファントム・スレッド』は5月26日(土)より公開!
ファントム・スレッド
2018年5月26日(土)より公開
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル
音楽:ジョニー・グリーンウッド
配給:ビターズ・エンド、パルコ
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