昨年のベネチア国際映画祭にてケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞したソフィア・コッポラ監督(『ロスト・イン・トランスレーション』(03))の最新作『プリシラ』が4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他で全国ロードショーされる。
プリシラの運命が動き出す本編冒頭シーン解禁
ソフィア・コッポラ監督の最新作は、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる魅惑と波乱の日々を、プリシラの視点で繊細に美しく描く物語。シャネルやヴァレンティノが彩る飛びきり甘美なシンデレラストーリーのなかに、ソフィア・コッポラがこれまで描き続けてきた人間の孤独や疎外感といったビターなエッセンスを潜ませた緻密で繊細な本作。全米ではA24が配給を担当し、そのファッション性と話題性で多くの若い女性客を魅了。ソフィア・コッポラにとって『ロスト・イン・トランスレーション』、『マリー・アントワネット』(06)に次ぐ大ヒットとなった。
主演は、本作で第80回ベネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム: アップライジング』)。さらに第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、夢のような恋の恍惚と切なさを経験していく少女の心の変遷と外見の変化を驚くほど繊細な表情とたたずまいで表現し、「驚くほどにすばらしい演技」(Rolling Stone)など絶賛されている。
今回解禁された本編シーンは、父の転属によって西ドイツで暮らし始めたプリシラが、軍施設のイーグル・クラブのカウンターに一人座っている場面から始まる。続くショート予告編ではその後のエルヴィスとの愛の日々が映し出され、14歳のプリシラの運命が動き出し、まさにジェットコースターのような人生が始まっていく印象的な映像となっている。
『プリシラ』の音楽はコッポラの夫であるトーマス・マーズのポップロックバンド、フェニックスが手がけた。他にもラモーンズやアリス・コルトレーンなど、さまざまな年代の名曲が映画を彩る。2024年の注目作となること間違いなし、ぜひチェックしていただきたい。
『プリシラ』本編映像解禁①
RELEASE INFORMATION
プリシラ
4月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ギャガ
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ
配給:ギャガ
PRISCILLA/2023/113分/アメリカ・イタリア/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:アンゼたかし
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