名優エミリオ・エステベス監督が実際の新聞記事に着想を得て、構想11年をかけて完成させた最新作『パブリック 図書館の奇跡』が、7月17日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開される。この度、豪華キャストが勢揃いの場面写真が新たに5点解禁された。
エミリオ・エステベス監督作『パブリック 図書館の奇跡』の新場面写真が解禁
本作はある図書館員とホームレスの集団が織りなす感動作だ。記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。突如勃発した大騒動に巻き込まれた1人の図書館員の奮闘を軸に、予測不可能にして笑いと涙の物語が展開していく。約70人のホームレスの苦境を察したスチュアート(エミリオ・エステベス)は、彼らと共に図書館に立てこもることに。しかし警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスは驚愕の行動を決断する……。
解禁された場面写真では、検察官・デイヴィスが、利用客から“体臭”のクレームを受けて退館を求められた男性からの訴えを受け、高圧的な態度でグッドソンや警備スタッフを咎めている様子や、騒動についてマスコミからの取材を受けている場面をはじめ、図書館長・アンダーソンが、監視カメラのモニター越しにホームレスたちが籠城している光景をみて唖然としている姿、また占領現場でネクタイを外し、グッドソンととも籠城を決意した場面、そして刑事・ラムステッドが立てこもりの現場の様子を伺う姿が映し出されている。
ベテラン刑事のビル・ラムステッド役には、2017年にエミー賞でコメディ部門助演男優賞を受賞したことも記憶に新しく、新作の西部劇アクション『Rust(原題)』の製作が報じられ注目されているアレック・ボールドウィンが抜擢されている。また検察官のジョシュ・デイヴィス役は、TVシリーズ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞、さらに2度のノミネートを果たしたことでも話題のクリスチャン・スレイターが熱演。エステベス監督作は『ボビー』に続いて2度目の出演となり、一筋縄ではいかないクセ者キャラクターを見事に演じている。
そして、『ハンガー・ゲーム』シリーズではビーティー役としても知られ、ウェス・アンダーソン監督『The French Dispatch(原題)』、マット・リーヴス監督『The Batman(原題)』など話題作への出演が続くジェフリー・ライトが、図書館長のアンダーソンを演じている。そんな実力派キャストが繰り広げる、権力が絡み合った人間ドラマも見どころの本作。是非スクリーンで楽しもう!
7/17(金)公開『パブリック 図書館の奇跡』/予告編
INFORMATION
パブリック 図書館の奇跡
7/17(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
製作・監督・脚本・主演:エミリオ・エステベス(『ボビー』『星の旅人たち』)
出演:アレック・ボールドウィン(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)、テイラー・シリング(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)、クリスチャン・スレイター(『トゥルー・ロマンス』「Mr.Robot/ミスター・ロボット」)、ジェフリー・ライト(『007 カジノ・ロワイヤル』)、ジェナ・マローン(『ネオン・デーモン』)、マイケル・ケネス・ウィリアムズ(『それでも夜は明ける』)、チェ・“ライムフェスト”・スミス
2018年/アメリカ/英語/119分/スコープ/5.1ch/原題:The Public/日本語字幕:髙内朝子
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
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