ハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる、実在した伝説の銀行強盗犯を描いたデヴィッド・ロウリー監督最新作『さらば愛しきアウトロー』が7月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開される。
今回、1973年のデビュー以来、グラミー受賞2作を含む20枚以上の作品を発表しているアーティストでもあり俳優のトム・ウェイツ、強盗犯のフォレスト・タッカー役を演じる名優・ロバート・レッドフォードからのコメントと新場面写真とメイキング6点が解禁された。
『さらば愛しきアウトロー』
ロバート・レッドフォード俳優引退作/映画『さらば愛しきアウトロー』予告編
トム・ウェイツ「まるで、現代版のウェスタン映画みたいだ」
出演のオファーを受けたトム・ウェイツは「まるで、現代版のウェスタン映画みたいだ。デヴィッドは脚本家として確かな目、耳、そして“言葉”を持っている。しかも、共演者はレッドフォード、スペイセク、グローヴァーと素晴らしい俳優ばかりだよ。まるで、パーティーの出席者を聞いて、そのたびに感動しているみたいな気分だ。ともかくキャスティングが最高なんだ」とロウリーの脚本と出演者たちにリスペクトを示しながら振り返っている。
また、自身が演じるウォラー役については「フォレストに比べて、より典型的な犯罪者のタイプだ。あまり恵まれた境遇じゃない。10年間刑務所にいて、多くの過ちを犯した。自分の居場所が社会になかったんだよ。フォレストとは、ずっと一緒に組んでいたんだ。フォレストは冷静沈着だったから、ギャングのリーダーになれたのさ」と自身が演じたアウトローな役柄を冷静に分析している。
そして併せて解禁されたビジュアルには、銀行強盗のシーンでフォレスト(ロバート・レッドフォード)の背後から、ブラックのスーツで獲物を狙うような鋭い視線で緊張感が伝わってくる場面や、建物の屋上で地図を片手にロバート・レッドフォード演じるタッカーと次の銀行強盗の計画を企ているシーンのオフショット、シボレーのクラシックカーに肘をかけ遠くを見つめるモデル並みにキマっているワイルドな写真も登場。
ロバート・レッドフォード「共演できるなんて神の恵み」
さらに、レッドフォードからは「トムの音楽のファンだったんだ。共演できるなんて神の恵みだと思った。後が怖いね(笑)」とウォラー役を演じるトム・ウェイツとの共演に非常に喜んでいるコメントも届いた。
この作品で俳優引退となるロバート・レッドフォードの演技はもちろん、音楽界の“酔いどれ詩人”と呼ばれるトム・ウェイツが演じるアウトローな演技にも期待が高まる『さらば愛しきアウトロー』は7月12日より公開となる。
INFORMATION
さらば愛しきアウトロー
2019.07.12(金)
TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:デヴィッド・ロウリー
出演:ロバート・レッドフォード、トム・ウェイツ、ケイシー・アフレック、シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー
配給:ロングライド
原作:「THE OLD MAN &THE GUN」デイヴィッド・グラン
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
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