日活株式会社が1971年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、今年11月20日(日)で生誕45周年を迎える。これを記念し、新作製作とクラシック作品の活性化をあわせた横断的な<ロマンポルノリブートプロジェクト>がスタート。新作製作では、一定のルールの中で撮影するというロマンポルノの特質を引き継ぎ、日本映画界の第一線で活躍する塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら5人の監督が、同じ製作条件の中で完全オリジナル作品を撮りおろしている。
先日行われた日本外国特派員協会での完成報告記者会見では、国内外から160名を超えるマスコミ関係者が集まり、注目の高まっている本プロジェクト。この度、新作5作品の映像が初解禁となる『ロマンポルノリブートプロジェクト』の劇場予告が解禁となった!
【ロマンポルノリブートプロジェクト】5作品共通劇場予告
新作製作を担った塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督による「よーい、スタート!」のかけ声から始まる映像では、ロマンポルノの代名詞である「10分に1回の濡れ場があれば、内容は自由である」というルールとともに、新作5作品の映像が紹介されている。ロマンポルノというレーベル特有の製作条件で撮られた各作品には、監督それぞれの個性が表れており、ロマンポルノが17年間つづいた理由のひとつでもある作品の多様性を感じられる内容になっている。
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