本屋大賞受賞の傑作ベストセラー小説で凪良ゆう原作、広瀬すず松坂桃李がダブル主演を務め、李相日がメガホンをとった映画『流浪の月』が5月に公開することが発表された。製作発表から既に注目を集め公開への期待が高まっている本作から、遂に初の作品ビジュアルとなるデジタルポスターが解禁。

広瀬すず×松坂桃李×李相日による映画『流浪の月』の作品ビジュアルが公開

『流浪の月』は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)に広瀬すず、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂桃李が演じる。また、事件から15年後に文と再会してしまう更紗の現在の恋人・亮に横浜流星、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみに多部未華子が抜擢。加えて、趣里三浦貴大内田也哉子柄本明らが共演に名を連ねている。

今作の監督を務めるのは『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。

解禁されたポスターでは、過酷な運命に翻弄される広瀬すず演じる「更紗」と松坂桃李演じる「文」のふたりの、どこか遠くを見つめるような視線を投げかけて並ぶ姿が披露となった。ポスターの撮影が行われたのは広瀬のクランクアップ当日で、撮影地に選ばれたのは美術の種田陽平北川深幸によりセッティングされた物語の要となるカフェ。穏やかに射し込む陽の光と影は照明の中村裕樹が演出を担当。広瀬と松坂は特にディレクションを受けることなく、ただ身も心も更紗と文として撮影に臨んだ。

いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印を背負ったまま、誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えて生きてきた2人。15年後に再会した2人が選んだ道とは? 名俳優が名を連ね、傑作小説の映画化となった本作をぜひ劇場でご覧いただきたい。

広瀬すず、松坂桃李W主演!凪良ゆう原作、李相日監督新作『流浪の月』の作品ビジュアルが解禁! film220120_rurounotsuki-01

INFORMATION

流浪の月

2022年5月全国ロードショー

原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)

出演:

広瀬すず 松坂桃李

横浜流星 多部未華子 / 趣里 三浦貴大 白鳥玉季 増田光桜 内田也哉子 / 柄本明

監督・脚本:李相日

撮影監督:ホン・ギョンピョ

製作総指揮:宇野康秀

製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾) 共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS 配給:ギャガ

(c)2022「流浪の月」製作委員会

公式サイト