26歳のとき、『セックスと嘘とビデオテープ』で史上最年少パルムドールを受賞。11年後の2000年、『トラフィック』でアカデミー賞監督賞を受賞。そして、翌年『オーシャンズ11』で世界中でその名を知らしめたスティーヴン・ソダーバーグ。そして引退を明言した彼が最後に選んだのは、ヒッチコックへの挑戦状だった。

『セックスと嘘とビデオテープ』を思わせる欺瞞と嘘に包まれた繊細な心理描写、『トラフィック』を思わせる薬に頼りすぎた現代社会へのアンチテーゼ。『コンテイジョン』のスコット・Z・バーンズのスリリングな脚本。
そして最後を飾るにふさわしい、ソダーバーグファミリーのジュード・ロウ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタムという豪華キャスト。さらに、ソダーバーグ作品初参加の今ハリウッドで最も注目される若手女優ルーニー・マーラ(『ドラゴン・タトゥーの女』)という実力派スターが顔をそろえた。

ひねりの効いた筋立てと、圧倒的な緊張感を与える描写が“ヒッチコックの現代版”と評され、<第63回ベルリン国際映画祭>コンペティション部門で上映され、世界中の評論家たちから大絶賛された作品。今後も新着情報を乞うご期待!

あらすじ

鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督最後の作品は、 ヒッチコックに挑んだ心理サスペンス。 news130614_sideeffetct_1

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精神科医のバンクスはなかなか症状のよくならない患者エミリーに新薬を投与し始める。みるみる症状が回復するが、副作用として夢遊病に悩まされるようになる。ある日遂に、無意識状態のまま、エミリーが殺人を犯してしまう。果たして、裁かれるのは主治医バンクスか、患者エミリーか。バンクは一夜にして社会的地位を失い、家族も離れていってしまう。

しかし、これはほんの始まりに過ぎなかった。新薬を薦めたジョイ、新薬を飲みたがる患者、被害者の母、それぞれの思惑が拮抗する中、バンクスは自らの名誉のため真相を究明していく。謎が謎を呼び、その先には想像し得ないさらなる陰謀が渦巻いていた・・・・。

映画『サイド・エフェクト』

2013年9月6日(金)より、TOHOシネマズみゆき座他全国ロードショー
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 
脚本:スコット・Z・バーンズ 
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタム 
2013年/アメリカ/106分/DCP/カラー
配給:プレシディオ
協力:松竹