スウェーデン人作家スティーグ・ラーソン著による世界的ベストセラーをデヴィッド・フィンチャー監督で映画化した2011年の大ヒット作『ドラゴン・タトゥーの女』の続編『THE GIRL IN THE SPIDER’S WEB』(「蜘蛛の巣を払う女」)の製作が発表され、同時に監督が『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレスで決定していることも伝えられた!
今回映画化されるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』で始まる「ミレニアム」シリーズの第4弾で、急逝したスティーグ・ラーソンに代わりダビド・ラーゲルクランツが執筆した「蜘蛛の巣を払う女」(原作:早川書房刊)。アルバレスは、昨年大ヒットスリラー『ドント・ブリーズ』で、一躍ヒットメイカーの仲間入りを果たし、まさにデヴィッド・フィンチャーの後を継ぐにふさわしい斬新なショッキング映像の腕が冴える新鋭監督。今回の発表はロンドン・ブックフェアでのラーゲルクランツの「ミレニアム」シリーズ最新小説発刊の発表と同時に、ロンドン・ブックフェアでされた。
〈コロンビア・ピクチャーズ〉のサンフォード・パニッチ社長は本シリーズのヒロイン、リスベット・サランデルに関して「リスベットは近年のヒロイン像のなかでは間違いなく、強烈な反骨精神を持った忘れがたいキャラクターです。フェデを本作の監督に起用できたのは完璧な選択だったと思います。彼の並外れた心理的緊迫感を演出する才能と手腕は、リスベットというヒロインが前作以上の強烈な印象を残す作品に仕上げてくれるはずです」と語っている。
また、アルバレス監督は「この作品を監督できる機会を光栄に思うとともに大変興奮しています。リスベットは、どんな監督でも一度は自分が創り上げてみたいと夢見るキャラクターです。私たちはすでに素晴らしい脚本を完成させています。そしてこれから最高に楽しい段階に進むのです。『リスベットを見出す』という段階に–」と語り、「リスベットは誰に?」とさらなるファンの期待を煽った。
『THE GIRL IN THE SPIDER’S WEB』の脚色はアルバレス監督がスティーブン・ナイト、ジェイ・バスと共同で手掛け、デヴィッド・フィンチャーが製作総指揮を務める。
本作は2017年の9月からクランクインされ、全米公開は2018年10月5日となっている。
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