マーベル・スタジオで製作されていた超人気コミック実写映画作品「スパイダーマン」シリーズがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)から離脱するのではないか、という噂が話題になっていたが、本日13時ごろスパイダーマンの版権を所有するソニー・ピクチャーズがTwitterを更新。正式にMCUからの離脱を発表した。
原因はマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギにあり?
今回の発表で明らかになったのは、スパイダーマン離脱がマーベル・スタジオ社長兼プロデューサーであるケヴィン・ファイギの多忙さのために避けられなかったという点だ。多忙の理由として、マーベル・スタジオの親会社であるディズニーが今年買収した20世紀フォックスで製作されていたマーベル・コミック映画のフランチャイズや、今年11月12日にローンチされるディズニーの映像ストリーミングサービス「ディズニー+」で配信される予定のマーベル作品などのプロデュースに追われていることが挙げられている。
ソニー・ピクチャーズはTwitterで「本日のスパイダーマンについてのニュースは、ケヴィン・ファイギがフランチャイズ(の製作)に参加していることについての最近の協議で生じました。残念ではありますが、スパイダーマンの次回の実写映画に彼が総合プロデューサーとして続投させることができないというディズニー側の決定を尊重します」と声明を公表している。
Much of today’s news about Spider-Man has mischaracterized recent discussions about Kevin Feige’s involvement in the franchise. We are disappointed, but respect Disney’s decision not to have him continue as a lead producer of our next live action Spider-Man film. (1/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
We hope this might change in the future, but understand that the many new responsibilities that Disney has given him – including all their newly added Marvel properties – do not allow time for him to work on IP they do not own. (2/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
Kevin is terrific and we are grateful for his help and guidance and appreciate the path he has helped put us on, which we will continue. (3/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
きっとスパイダーマンがアベンジャーズの面々とともに闘う姿を楽しんで鑑賞していた方も多いはず。残念ではあるが、また彼がアベンジャーズの仲間入りを果たす日が来ることを願って、これからのマーベル・スタジオ作品、そしてスパイダーマン映画作品に期待するばかりだ。
SPIDER-MAN: FAR FROM HOME – Official Trailer
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