恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす、シャマランでなければ生み出すことができない強力なスリラー『スプリット』(原題:SPLIT)が邦題『スプリット』として、5月12日(金)に日本公開することが決定した!
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターや『ダークナイト』のジョーカーにも匹敵する新たな“スーパー・ヴィランを演じるのは『X-MEN』のような大作から『つぐない』等の文芸作まで幅広いジャンルをこなす演技派、ジェームズ・マカヴォイ。シャマラン作品初出演となる彼は万華鏡のようにキャラクターを変え、カリスマ性をも漂わせる。その圧巻の演技は映画史に名を刻むことになるだろう。
プロデューサーのジェイソン・ブラム(『セッション』)をはじめ、『ヴィジット』のスタッフを再招集した本作は、『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』を放った頃の“キレ”が戻り、シャマランの全盛期はこれからであることを確信させる。女子高生3人vs 23+1人”の攻防は、ありきたりなジャンルの型にはめられることなく、その緊張感は見る者の内面に侵食し、脳を、内臓を揺さぶり、シャマラン史上、最も衝撃的なラストへと導く。観客の予想は裏切る、しかし、観客の期待はもう裏切らない! そう、『スプリット』はシャマランの完全復活を宣言する、2017年最大の“事件”なのである!
女子高校生3人組が挙動不審の男に拉致された。密室に閉じ込められた3人はやがて、この男が“ひとり”ではないことを知る。神経質で潔癖症の青年デニスから、社交的で人懐っこいナイスガイのバリー、9歳の無邪気な少年ヘドウィグ、さらにはエレガントな女性パトリシアへ……ひとりの人間の中で激しく入れ替わる人格。そう、彼は23もの人格を持つ男だったのだ!そして、驚くべき24番目の人格の発覚が彼女たちを絶望に陥れる―。
スプリット
2017年5月12日(金)全国公開!
監督・製作・脚本:M・ナイト・シャマラン
製作:ジェイソン・ブラムほか
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ、ヘイリー・ルー・リチャードソンほか
2017年/アメリカ/英語/117分/原題:SPLIT/字幕翻訳:風間綾平
配給:東宝東和
(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
監禁された少女たちの運命は? その犯人が内に秘めた、想像を絶する人格とは? 女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される……目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない――どうすれば逃げられるのか? 3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからさっきの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは…女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」 絶句する少女たちに、今度は屈託なく、「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだった。密室で3人の女子高生VS 23人の人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、もうひとり、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた―。果たして彼女たちは脱出できるのか!?