昨年公開され、今なお大ヒット上映中の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作はJ.J.エイブラムスが監督を務めているが、本来彼の前にコリン・トレヴォロウが監督を務める予定だった。この度、トレヴォロウが構想していたエピソード9のコンセプト・アートが公開され、話題となっている。
『スター・ウォーズ/エピソード9』のコリン・トレヴォロウ版コンセプト・アートが公開
今回紹介するこのコンセプト・アートは、TwitterアカウントのFilippoがリークしたもので、ツイート内ではトレヴォロウが監督するはずだった映画のタイトルが『Duel of the Fates(運命たちの決闘)』であったことも伝えられている。
コンセプト・アート内では、変装したBB-8がファースト・オーダーの戦艦に乗り込み、スパイ活動をしている姿や、主人公のレイをはじめ、フィンやポー・ダメロンがスター・デストロイヤーの中で戦闘しているシーンも。なんとレイがシスの暗黒卿のひとり、ダース・モールのように、柄の両端から伸びるライトセーバーを所持している場面も収められている。
New concept art from Colin Trevorrow's Duel of the Fates leaked and it honestly looks fantastic, I have no idea why J.J. didn't use any of these ideas in TROS. Check it out. #StarWars (1/7) pic.twitter.com/ttj7esTEq4
— Filippo (@Filq2001) February 2, 2020
さらにはレイの宿敵(?)であるカイロ・レンが新たなマスクをまさに装着しようとしている場面も。その姿は彼の祖父であるダース・ベイダーに瓜二つだ。
(2/7) pic.twitter.com/5M1X86EwMt
— Filippo (@Filq2001) February 2, 2020
他にもフィンがファースト・オーダーに捕らえられ、強制労働させられている様子や、レイとカイロ・レンが対峙するシーン、さらにヨーダやオビ=ワン・ケノービ、ルーク・スカイウォーカーがレイを助けに現れる場面もあったようだ。
(6/7) pic.twitter.com/CL5YoVo1qT
— Filippo (@Filq2001) February 2, 2020
(7/7) pic.twitter.com/uwmV08fiFB
— Filippo (@Filq2001) February 2, 2020
トレヴォロウの構想の中では、パルパティーンことダース・シディアスが登場することもなく、ダークサイドに染まってしまったカイロ・レンとレイとの決闘が繰り広げられる予定だったようだ。この案は実現されなかったが、ファンの中には見てみたいと思う方も多いはずだ。