ついに来週末、12月20日(金)公開の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作で監督を務めたJ.J.エイブラムスが前作『最後のジェダイ』について言及。監督のライアン・ジョンソンに向けた言葉が注目を集めている。
J.J.エイブラムス「ライアンには感謝しかないよ」
ジョンソン監督が手がけた『最後のジェダイ』はファンから多くのバッシングを受けたり、フィン役のジョン・ボイエガが本作における役回りについて、気に入っていないと公言してしまうなど、酷評される場面が多い中、エイブラムス監督は全く違う考えのようだ。インタビューに応えたエイブラムス監督は「ライアンはとんでもなく才能のある監督だよ。(ジョンソン監督最新作)みんなは『ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』を観たかどうかわからないけど、僕は大好きだ。ただただとんでもなく才能があるし、素晴らしいストーリーテラーだよ」とジョンソン監督をたたえている。
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」MovieNEX /デジタル配信 予告編
また『最後のジェダイ』については、「面白いのが、(『最後のジェダイ』の制作が始まった)当初は“友達(レイ、フィン、ポー・ダメロン)みんなが一緒にいるシーンを観れたらいいな”って思ってたんだよ。でも彼のストーリーでは、集まることがなかった。レイはポーに最後まで会わなかったし、レイとフィンは本当の意味で一緒にはいなかった。だからある意味、彼がたくさんの方法で語ってくれたストーリーのおかげで、僕らはエピソード9の段取りを作ることができたんだ。それだけじゃなくて、(レイたち)グループを集められたし、3作目の映画なのに、まるで初めて集まったみたいにおかしなアドベンチャーに連れ出すことができた」と、『スカイウォーカーの夜明け』のストーリー展開に役立ったと説明している。
また「ライアンがした選択がなければ、この映画(『スカイウォーカーの夜明け』)がこんな風になることはなかっただろうし、だから感謝しかないよ」とジョンソン監督に感謝の意を伝えている。前作『最後のジェダイ』が『スカイウォーカーの夜明け』にどのような影響をもたらしているのだろうか? ぜひ劇場で確かめてみてほしい!