スチャダラパー・ANIとサイプレス上野が少年時代を語る！映画『Style Wars』先行上映会トークイベントのレポートが到着

ドキュメンタリー映画『Style Wars』の日本劇場初公開を記念し、スチャダラパー・ANIとサイプレス上野をトークゲストに迎えた先行上映会が、3月23日に渋谷ホワイトシネクイントにて実施された。この度、同イベントのレポートが到着！

イベントレポート：映画『Style Wars』先行上映会トークイベント

上映後に行われたトークベントにはスチャダラパー・ANIとサイプレス上野が登壇し、ヒップホップ黎明期に育った自身の少年時代についての話に。イベント冒頭では、映画に初めて触れた少年時代について、ANIが「周りから『Style Wars』は『ワイルド・スタイル』よりリアルな感じでヤバい、と聞いていたんじゃないかなぁ観たから」と、本作に初めて触れた記憶を振り返った。

それにうなずきながら、サイプレス上野は「今観たら、まじで子供ばっか。裏ビデオで字幕がついてないやつが同じくらいの時に出回ってて、初めてみたけど、当時中3で、渋谷PARCOで『ワイルド・スタイル』のリバイバルをレイトショーで観て、そのままクラブに潜り込んで朝まで遊んで、かましてました（笑）」と、劇場の位置する渋谷PARCOでの思い出を披露。さらに「中学校の先輩に教わって“ボムる（グラフィティを描くこと）”やっていて、母ちゃんにばれたときは『あんた、バス停には描かないっていったでしょ！』と怒られましたね（笑）」と、自身がヒップホップに染まりはじめた学生時代のエピソードも語っていた。

イベントの最後では、ANIは「このチャンスを逃さないで、ぜひ今観てほしいです！　エネルギーがあふれてる感じが元気になりました。なんか俺もやったるで！　みたいな気持ちにさらになりました」とコメント。サイプレス上野は「『ワイルド・スタイル』を観てから自分が今『Style Wars』でトークイベントをするとは思わなかったので、ティーンエイジャーだった人にも観てほしい。逆に若い世代には新鮮に見えるはず。リアルだしローというか生々しい。『Style Wars』を観てから、（HIPHOPの映画やドラマを）遡ってみて観てほしいですね！」と、本映画の魅力をアピールしていた。

1970～80年代初頭のNY・サウスブロンクスで撮影され、のちに“ヒップホップ”として人々を魅了するカルチャーの生まれ落ちる瞬間をフィルムに捉えた映画『Style Wars』。3月26日（金）より渋谷ホワイトシネクイント、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショーとなるので是非お楽しみに！