『君の名前で僕を呼んで』で世界の映画ファンを魅了したルカ・グァダニーノ監督があの伝説の傑作ホラーを再構築した『サスペリア』。

70年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー<マルコス>に巣食う禁断の秘密を、オリジナルとは異なる視点で大胆にアレンジした本作。本年度ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映されると、すべての想像を超えた衝撃的すぎる内容に歓声と怒号の入り混じる賛否両論が巻き起こり、「本年度最大の問題作」と大きな話題になっています。

そんな『サスペリア』に、著名人からの興奮と絶賛のコメントの数々が到着。

森山未来(俳優 / ダンサー)
この映画でおそらく最も重要な役割を担っている振付家、ダミアン・ジャレと何度か仕事をしている身としては、彼のプリミティブかつデモーニッシュな世界観がこんなにも生きる映画はもうないのではないかと思わせるほど。海外のコンテンポラリーダンス事情を少しでもわかる人にとっては、恐ろしいながらも何を観ているのだかわからなくなってきてなんだか笑けてくる、呪われた舞踏団を率いるなんとかバウシュの気持ちいいほどのぶっとびホラー。
夏木マリ(歌手・俳優・演出家)
大好きな世界
監督はグァダニーノ、
そして、ティルダ・スウィントン
トム・ヨーク、ダミアン・ジャレ
と来たら、エネルギーが凄まじいこと間違いなかった。
 破壊と構築のアート
 完全保存版をありがとう。
みうらじゅん(イラストレーターなど)
どれだけ観客を不安タスティックな気持ちにさせるか?
それがホラー映画の使命であるからして、サスペリアは堂々、不安タスティック映画祭最優秀作品賞を与えられるであろう。
石野卓球 (DJ / Producer)
決して皆んなで観た方がいいです。
Koji Nakamura (ミュージシャン)
新たに生まれ変わったサスペリアの新しい恐怖を深く味わうには、何度も映画館に足を運ぶ必要があるかもしれない。散りばめられた恐怖を繋げ合わせるように。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
あのルカ・グァダニーノ監督の最新作だが、「君の名前で客を呼んで」はいけない。「サスペリアの名前で僕を呼んで」もいけない。
本作は、カップル向けホラーとは違う。まさにバレエ・ダンサーの如く、醜悪と美のギリギリの境界線を突いてくる、ルカ監督からダリオ・アルジェントへの返信(ラブレター)”Re:suspiria”なのだ。だから、”君”は、オリジナル版以上にトラウマを負うことになる。決して軽い気持ちで観ないように。ルカ好きの”僕”は、ひとりで観る。それ程までに悍ましい。
町山智浩(映画評論家)
タランティーノがこれを観て泣いたと聞いて、何言ってやんでえ、そんな映画じゃないだろ、と思ったが、実際に観たら、涙が頰を……。
瀧本幹也 (写真家)
まるで上質なアート作品や舞台を観ているよう!大胆な構図と不安を誘うカメラワークに魅了された!
西村佑子(魔女研究家)
ドイツ赤軍によるハイジャック事件と「再生」を求める「太古の母たち」の幻想世界とが見事に交錯。「唯一の母」の誕生は女性へのオマージュか。ホラーの枠では括れない作品。
ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン/美術家)
作品世界の恐怖ではない。 『君の名前で僕を呼んで』を世に出した人物が、この映画を産んでしまった恐怖と驚嘆に襲われる。
鶴田法男(映画監督)
映画作家が優れた作品のリメイクに挑んだときの姿勢としては非常に正しいけれど、観客を困惑させる悪魔のような作品がこのルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』だ。

また画家のヒグチユウコが、『サスペリア』への想いが溢れ、描き下ろしたオリジナルイラストを制作し、「日本限定 ヒグチユウコ画ポスター」が完成。このイラストによるポスターに加え、デザイナー大島依提亜氏による「日本限定デザインポスター」も到着しました。

森山未來、夏木マリ、石野卓球……映画『サスペリア』にどハマり。2019年問題のホラー作品に期待 suspiria_01-1200x847

『サスペリア』の楽曲を担当しているのがトム・ヨークということもあり、2019年どんな恐怖がやってくるのか期待が高まりますね。

サスぺリア

2019年1月25日(金)
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』
音楽:トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、
ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ
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