堤幸彦(映像監督・演出家)、を筆頭に大根仁(演出家)、平川雄一朗(演出家)、小原信治(作家)といった、気鋭のクリエイターを輩出する映像制作会社オフィスクレッシェンドが次代を担うクリエイターの発掘・育成をめざして立ち上げた映像コンテスト<未完成映画予告編大賞>=<MI-CAN>。

その第1回グランプリを受賞しタイトルにもなっている群馬県高崎を舞台に5人の男女の青春を描いた群像作品、『高崎グラフィティ。』がいよいよ2018年8月18日より高崎先行公開、8月25日よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開されます。

今回、ビジュアルと場面写真が新たに公開されました。

川島監督の考える「青春」とは?

今回のビジュアルでは、佐藤玲演じる美紀、萩原利久演じる優斗、岡野真也演じる寛子、中島広稀演じる直樹、そして三河悠冴演じる康太が真顔で一心に前を見据えるデザイン。

そしてその下には同じく5人それぞれの前に立ちはだかる将来への不安や葛藤、そして大人への不信感が言葉となって記されています。

見据える先にあるのは、彼らの後ろに広がるような青空なのか、様々な想いが点や線となって交錯する、いびつな落書きのような空なのか…

将来への不安・葛藤、大人への不信感を描く“青春群像劇”『高崎グラフィティ。』ビジュアル&場面写真が公開! film180612takasaki_graffiti_02-1200x1695

そして、今回新たに公開された場面写真では、それぞれに抱えた問題と向き合いながらも、美紀の父親探しに奔走する姿を切り取った写真と、神妙な面持ちで携帯を手に誰かと会話をする美紀(佐藤玲)。

そして意図しない犯罪に巻き込まれてゆく優斗(萩原利久)が何かを見つめる1枚などが追加で公開となりました!

本作が長編映画監督デビューとなった川島直人監督は、本作の完成にあたり、「キャスト・スタッフ・協力してくれた高崎の方々一人一人の想いや熱量、そして高崎の空気感を作品に込められた気がします。僕自身、必死にもがく5人を見てると誰にでもあった、大人でもない子供でもないあの時期のかけがえのなさに再度、気づくことが出来ました。」とコメント。

川島監督の描く“青春群像劇”の行方から今後も目が離せません!!

将来への不安・葛藤、大人への不信感を描く“青春群像劇”『高崎グラフィティ。』ビジュアル&場面写真が公開! film180612takasaki_graffiti_03-1200x800

将来への不安・葛藤、大人への不信感を描く“青春群像劇”『高崎グラフィティ。』ビジュアル&場面写真が公開! film180612takasaki_graffiti_04-1200x800

『高崎グラフィティ。』

8月18日(土)高崎先行公開、8月25日(土)アップリンク渋谷ほか全国順次公開

出演:佐藤玲 萩原利久 岡野真也 中島広稀 三河悠冴 佐藤優津季 冨手麻妙 狩野健斗 山元 駿 / JOY /篠原ゆき子 玄覺悠子 戸田昌宏 奥野瑛太 川瀬陽太・渋川 清彦
監督:川島直人
配給:エレファントハウス (C)2018 オフィスクレッシェンド

<STORY>

群馬県高崎市を舞台に高校の卒業式を終えてからはじまる、5 人の男女の数日間を描いた青春群像劇。幼なじみの、美貴、寛子、優斗、直樹、康太の5人は、高校を卒業してそれぞれが未来への夢や不安を抱えていた。そんな中、美紀の父親が進学のための入学金を持ったまま失踪。年上の彼氏との結婚生活を夢見ていた寛子も、彼氏への不信感を募らせる事態が。自動車修理工場を営む父との確執を抱えた優斗は、ふとしたはずみで犯罪に巻き込まれていく。直樹と康太もそれぞれに心に抱えた屈折を持て余していた。クラスメイトなのにそれぞれが抱える夢や悩みも知らなかった5人は、卒業パーティーの一夜をきっかけに衝突しあいながらも友情を育み、自らの人生の新たな一歩を踏み出していく…。

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