マーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』の公開を目前にますます注目が高まる中、日本文化×『ソー:ラブ&サンダー』が実現した、迫力満載のオリジナル浮世絵イラストが解禁となった。
日本文化×『ソー:ラブ&サンダー』が実現!
今回オリジナル浮世絵イラストを手掛けたのは、現代浮世絵師のTAKUMI。今までにも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、マーベル・スタジオ作品を題材にした浮世絵イラストを手掛け、2020年にはMARVEL公式ライセンスアートとして「アイアンマン」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」を和のテイストへと昇華させた新令和浮世絵を発表。たちまちSNSで話題となり、グッズ化される等、マーベルファンからも大きな人気を集めている。
そんな彼によって書き下ろされた『ソー:ラブ&サンダー』オリジナルイラストでは、ソー&マイティ・ソーが現代風の浮世絵になって登場。描かれたイラストは絵からいまにも飛び出してきそうな躍動感と、ソーが持つストームブレイカー、マイティ・ソーのムジョルニアから繰り出すド迫力の稲妻が炸裂するインパクト大のビジュアルに。全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアの襲撃をきっかけに、タッグを組むこととなったソーとマイティ・ソーが、シリーズ史上最大の強敵を前に激闘を繰り広げる勇姿が描かれ、“破壊力2倍”となって暴れ回る雷神たちの姿により期待が高まるビジュアルとなっている。
TAKUMIは今回の浮世絵について「空を飛び、雷を呼ぶ神話世界の住人である点が彼等の最大の魅力だと思うので、浮世絵にするにあたって日本に古来からある風神雷神図のイメージを元に、彼等の超越的な存在感と神々しい魅力を反映 しようと試みました。」と日本の風神雷神をイメージして制作したと明かす。
またソーやマイティ・ソーが着る鎧と浮世絵のテイストをうまく織り交ぜたデザインが光る部分には「北欧神話由来のキャラクター達を違和感なく浮世絵に変換するため、衣装や装飾の細部に様々な日本要素を取り入れました」と細部まで取り入れられたそのこだわりを語った。さらにソー&マイティ・ソーが“神殺し”のゴアに立ち向かう中で、才色兼備で凛としたイメージのナタリー・ポートマンが打って変わって、見事にビルドアップされた逞しい姿にも大きな注目が集まっている本作。そんな筋肉質なボディを描くにあたっては「男性の筋骨隆々とした肉体は浮世絵にも多く見られるので、国芳や芳年の武者絵、勇士豪傑の絵図を参考に再現しましたが、逆に女性は美人画の様にしなやかに描かれる事が多いため、マイティ・ソーのフォルムにはかなり苦労しました。」とコメント。
「女性的なしなやかさと肉体的な力強さを併せ持ちながら天神の風格を備えつつ浮世絵の雰囲気を損なわないため、何十枚も描いて試行錯誤しました。結果的にかなり良いものができたと思います。」と何度も書き直して完成させた作品に大きな自信を覗かせ、2人の雷神が躍動する大迫力のビジュアルにぜひ注目してほしい。
数々のマーベル・スタジオ作品のイラストを手掛けてきたTAKUMIはソーについて「決して完全無欠のヒーローではなく、人間と同じように自己の欠点、挫折や失敗から成長し前進し続ける姿も大きな魅力だと思います。ソー関連の作品は設定も舞台も登場人物も規格外で本当に胸躍る壮大な冒険譚なので毎回楽しみにしています。」と人間味溢れるソーの魅力を力説。そんな本作が7月8日より公開スタートとなるので、ぜひチェックしてほしい。
「ソー:ラブ&サンダー」予告【仲間“ソー”動員!の最強チームで立ち向かえ!】
RELEASE INFORMATION
「ソー:ラブ&サンダー」
原題:Thor: Love and Thunder
監督:タイカ・ワイティティ『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ジョジョ・ラビット』
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、テッサ・トンプソン、クリスチャン・ベール、タイカ・ワイティティ、ラッセル・クロウ、クリス・プラット、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ
全米公開:7月8日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022