ジェームズ・キャメロン監督が、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットを主演に映画化した『タイタニック』が、大スクリーン&フル・オーケストラによるシネマ・コンサートとなって日本上陸! 映画『タイタニック』のセリフや効果音をそのままに、劇伴音楽のみをフル・オーケストラが生演奏し上映するイベント、<タイタニック in コンサート>が、2016年4月に東京・大阪で開催される。

1997年に公開された『タイタニック』は、完璧主義者の映画監督ジェームズ・キャメロンが、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットを主演に迎え、1912年に沈没した豪華客船タイタニック号の沈没事故を壮大なスケールで再現、船内で出会った青年と裕福な女性の運命の出会いを、エモーショナルなラブストーリーに昇華した映画史に燦然と輝く傑作。『タイタニック』でブレイクした主演のレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットが、それぞれの最新作で賞レースを席巻していることも話題となっている。

生オーケストラで『タイタニック』の世界に浸る。ジェームズ・キャメロン監督が語る<タイタニック in コンサート> film160328_titanic_1-780x1147

そしてこの度、新たな『タイタニック』体験となる<タイタニック in コンサート>の日本公演を間近に控え、昨年4月ロンドンで行われたワールドプレミアを鑑賞したジェームズ・キャメロン監督のスペシャル・メッセージ動画が到着した。

開口一番「今まで劇場で観たもの全てを上回る体験だった」と、自ら監督した作品がフルオーケストラの生演奏で新たに甦った特別な体験に興奮を隠せない様子。「音楽が映画というものの感情をどれほど動かしているかが分かる」と、映画のエモーションを高める音楽について言及し、「美しい経験だ」と結んでいる。

TITANIC LIVE Jemes Cameron

ジェームズ・キャメロン監督のコメント全文

今まで劇場で観たもの全てを上回る体験だった。客席を包み込む音楽を聴いていると、音楽が映画というものの感情をどれほど動かしているかが分かる。

強い感情の大波が押し寄せるように感じた。それは、ラブストーリー 、不安あるいは恐怖による高揚感なのかもしれない。美しい経験だ。

(James Cameron, Titanic Live premiere, April 2015)

ロイヤル・アルバート・ホールでのワールドプレミアで撮影された写真には、昨年不慮の事故で急逝した音楽のジェームズ・ホーナーの姿がある。ジェームズ・キャメロン監督の横で笑顔を見せるホーナー氏の功績が偲ばれる。

今回の日本公演ではジェームズ・ホーナーによるスコアを、オーケストラの名門“東京フィルハーモニー交響楽団”(東京公演)、“関西フィルハーモニー管弦楽団”(大阪公演)が演奏。指揮はニール・トムソンが務め、映画の中でも印象的なケルティック音楽は、映画のサントラにも参加したアイルランドの伝統楽器奏者のエリック・リグラーらが演奏する。セリーヌ・ディオンが歌い全世界で大ヒットを記録した主題歌“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”は、海外公演でも歌唱経験のあるアリス・ザワツキーが美しい声を広い会場に響き渡らせる。

生オーケストラで『タイタニック』の世界に浸る。ジェームズ・キャメロン監督が語る<タイタニック in コンサート> film160328_titanic_2-780x521

今から104年前の4月10日、タイタニック号が英サウサンプトン港をニューヨークに向けて出航したメモリアルデーに行われる東京公演のチケットは大好評につき完売。大阪公演も残り僅かとなっている。

生オーケストラで『タイタニック』の世界に浸る。ジェームズ・キャメロン監督が語る<タイタニック in コンサート> film160328_titanic_4-780x1156

EVENT INFORMATION

タイタニック in コンサート/TITANIC LIVE 2016 大阪公演

2016.04.05(火)、2016.04.06(水)
OPEN 17:30/START 18:30
大阪・フェスティバルホール

タイタニック in コンサート/TITANIC LIVE 2016 東京公演

2016.04.10(日)
OPEN 14:00/START 15:00
東京国際フォーラム ホールA

上映作品:タイタニック(1997/監督:ジェームズ・キャメロン/日本語字幕付き)
音楽:ジェームズ・ホーナー
指揮:ニール・トムソン
演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪公演) /東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)
アイリッシュバンド/エリック・リグラー(イリアン・パイプス&ティン・ホイッスル) /コーラス隊
©PaulSanders

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