『HK/変態仮面』の<変態仮面>、『ガッチャマン』の<みみずくの竜>など、色濃いキャラクターを演じ分け、華麗なる変身をつづける鈴木亮平が、製作者も驚きの大ヒット作品となった『HK/変態仮面』に次ぐ、映画主演作品として園子温監督とタッグを組む! 鈴木亮平が演じるのは、井上三太氏の超人気漫画の初の実写化として注目される園監督の新作『TOKYO TRIBE』の<メラ>というキャラクターで、街を牛耳る「ブクロWU-RONZ」のボス。
もう一人の主人公<海(カイ)>を敵視し、海が所属する「ムサシノSARU」と対立する。その<海>役には、北海道を拠点に活動し、HIP HOP界ではすでに才能を高く評価されるラッパーのYOUNG DAIS(N.C.B.B.)が、一般オーディションから大抜擢! 初めての演技を披露し、本作から、芸能事務所フロムファーストに所属し芸能活動を始める。
また、主演の二人は共に、映画の中でラップを披露。鈴木亮平は、初めてラップに挑戦することになる。そして、その劇中音楽は、Zeebraなど蒼々たるアーティストの楽曲を手掛けてきた日本屈指のHIPHOPプロデュースチーム「BCDMG」が全編担当する。この他、業界初の試みで注目されていたYou Tube オーディションを含む一般応募者は、約1000名もの応募があり、主演以外にも多数の応募者がキャスティングされる予定。結果発表は、随時、公式HPで発表される予定。本作は、8月下旬にクランクインし、9月下旬クランクアップ予定。
★園子温監督新作『TOKYO TRIBE』ではエキストラも募集中!
★園子温監督のロングインタビューも掲載中!
ダブル主演の2人、監督の園子温監督からコメントが到着!!
メラ役/鈴木亮平 コメント
この時代に生きる俳優として、園監督と作品を創れることは、とても幸せです。自分のこれまで培った全てを動員し、園監督の色に頭からつま先まで染まりたいです。今回、初めての日本刀のアクションになるので、腕を鍛えるため、片手で木刀の素振りを毎日やっています。また、ラップについては、プロのアーティストの方とアイディアを出し合いながら、移動中や待ち時間などは常に口ずさんで練習しています。(YOUNG DAISとの共演について)同じ表現者同士、これまで磨いてきたお互いの表現をぶつけ合いたい。ラップはYOUNG DAISさんが引っ張り、芝居は僕が引っ張ることで、どちらもレベルの高いものにしていきたいです。(原作について)日本を舞台にした、ヒップホップカルチャーとバイオレンスが融合したこの作品は、当時ヒップホップを聞きはじめていた自分にはとても強烈でした。その作品で、しかもあのメラを演じさせていただくことに、興奮とともに多大なプレッシャーを感じています。原作の持つトゲを、よりシャープに尖らせた実写作品を目指していきたい。(今回演じるキャラクターについて)憎しみの感情の蛇口をフル開放して、内面・外見ともに園作品にふさわしい強烈なメラを創り上げていきたいです。
海(カイ)役/YOUNG DAISコメント
正直、驚きと信じられない思いでいっぱいです。演技すること自体初めてなので「挑戦」をテーマに、そして自分の可能性を信じて、全てにチャレンジ精神を持って臨もうと思っています。原作は雑誌で連載されていた頃から読ませてもらっていて、HIPHOPの要素がふんだんに取り込まれていたのは当時衝撃的でした。メラ役の鈴木亮平さんには胸を借りるつもりで、体当たりでぶつかり、勉強させてもらいたいと思っています。そして、皆さんに楽しんで頂けるよう、また自分自身楽しんで、海を演じれたら・・・と。園監督作品は観終わる頃になるといつもどこか痛快な気持ちになったり、はたまた不思議な気持ちが残り続けたりと、魅了されています。園監督が描く『TOKYO TRIBE』の世界が楽しみで仕方ないです!
監督/園子温 コメント
鈴木くんはスーパーアクションができるプロアクター、対して、演技は素人新人北海道が生んだラッパーのダイスくんがラップで勝負!! 二人が撮影現場でどれだけのものを見せつけてくれるか楽しみです。ど迫力の面白すぎるほどの痛快な映画にします!どうぞお楽しみに。