ジョーダン・ピール監督の社会派スリラーの傑作『アス』のファンブックの紙版が発売決定！

映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的とする有志団体「映画パンフは宇宙だ！」より、昨年、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言期間の延長を受け、おうちで配信映画を楽しむ映画ファンに向け、3作品（『アス』『愛がなんだ』『ブリグズビー・ベア』）をフィーチャーした「デジタル副読本」が出版された。そしてこの度、好評を博した「デジタル副読本」に豪華コンテンツを加えた紙版の映画副読本が3月12日（金）より発売されることに！

ジョーダン・ピール監督『アス』のファンブックが発売決定！

今回取り上げられる作品は、ソーシャルスリラーという新分野を開拓した『ゲット・アウト』で、アカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督の最新作『アス』（日本公開2019年）。アカデミー賞獲得直後のピール監督作として大きく期待された本作だが、今回のファンブックは、『ゲット・アウト』に比べると少々難解な同作をより深掘りした内容となっている。

本書ではこれから作品を観る方、シリーズのファンの方いずれもが楽しめるよう、ガイドに始まり、翻訳家の柴田元幸氏によるコラム、ジョーダン・ピール監督の過去作品や生い立ちのレビューなど多彩なコラムが掲載。さらに「トランプ現象から読む、ジョーダン・ピール作品と日米文化比較」と題し、原一男監督・佐々木誠監督による豪華対談も収録されている。

また紙版では『アス』の世界観が独自に表現され、表紙の装いも新たに発売！　デジタル副読本を読んだ方も、新しい発見がある充実の紙版・映画副読本に。アメリカの政治・社会を深く抉った社会派スリラー作品をより深く楽しめるファンブックをぜひゲットしてほしい。