「選んだもので、未来ができる。別れたもので、人生ができる。」三者三様の“暮らしかた”に迫ったドキュメンタリー映画『別れかた暮らしかた』の上映会が、2016年9月3日、日比谷図書文化館 B1Fコンベンションホールにて開催される。
監督には、毎年600万人が参加する<100万人のキャンドルナイト>の運営とクリエイティブを担当し、広告制作業を生業とする傍ら、暮らしにまつわる常識を見つめ、作り直す冒険中の伊藤菜衣子。
映画に登場するのは、自転車の移動販売で人気のケーキ屋「POMPON CAKES」の立道嶺央(写真上)。東日本大震災後に福島から札幌へ引っ越し、農業とカフェをはじめた「たべるとくらしの研究所」の安齋伸也、安齋明子(写真中)。熊本で不要なものをリサイクルしながらオーガニック栽培の農場「のはら農研塾」の野原健史(写真下)。
映画『FAKE』(監督:森達也)の編集も手がけた鈴尾啓太が編集を担当、映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』の音響も手がけた黄永昌が整音を担当する。グラフィックデザインは、『札幌国際芸術祭2014』、『東北ユースオーケストラ』などのデザインを手がけた長嶋りかこ。
映画の予告編は、cakesの人気コラムニストで、SHY FLOWER PROJECTを主宰する、コピーライターCMプランナーの 古橋”スイスイ”あや香が担当。音楽では、デビュー以来、細野晴臣・坂本龍一・小山田圭吾・クラムボンらとの共演を果たしてきたシンガー青葉市子、主題歌のレコーディングには、フィッシュマンズのレコーディングエンジニアとして知られるzAkが参加。映画の中ではハナレグミ、マダムギター長見順、岡地曙裕も友情出演が決定している。
別れかた 暮らしかた/トレイラー
3浪して大学をドロップして自転車でケーキを売る男。
色んなものから足を洗い、ゴミを再生して生きる男。
震災のあと農業を始めた果樹園の跡取り息子と
移住した札幌で店を経営する妻。
3つの暮らしかたの話。
キラキラして見える彼らの人生の本当のところ。
葛藤も理想も現実も。
3年以上に渡り寄り添って目の当たりにしてきた景色。
選んだもので、未来ができる。
別れたもので、人生ができる。
どこにでもある3つの人生が、たのしむ覚悟をきっとおしえてくれる。
EVENT INFORMATION
ドキュメンタリー映画『別れかた 暮らしかた』上映会
2016.09.03(土)
開演・ご挨拶 12:30/上映 12:45
日比谷図書文化館 B1Fコンベンションホール
¥3,000
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