マーベル・スタジオが贈る初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』の第5話が先週金曜日に配信となった。ワンダとヴィジョンの幸せな新婚生活を描いた本作は、話数を経るにつれて、徐々にふたりの生活の裏に蔓延る不穏な空気の真相が明らかに。第4話でついに『アベンジャーズ/エンドゲーム』とストーリーが繋がり、第5話ではさらなる真相が明らかになりそのまま物語が進むかと思いきや、前話とは比にならない衝撃の”サプライズ“が飛び出した。多くのマーベルファンが「思わず声が出た」と言うまさかのシーンで幕を閉じ、いよいよクライマックスに向けて動き出した大注目の第6話が今週金曜日配信に迫っている。
※ここから先はネタバレを含んでいますのでご注意を!
『ワンダヴィジョン』にMCUの世界を一変させる衝撃の登場人物が!
第5話は、幸せな結婚生活を送るワンダとヴィジョンが子育てに励むところから始まる。郊外の街ウエストビューで夢の結婚生活を手に入れたふたりだが、その地では住人失踪事件が多発していたー。調査員のモニカ・ランボー、FBI捜査官のジミー・ウー、科学者のダーシー・ルイスらは、謎の世界の究明に乗り出すこととなるが、やがてふたりが住む幸せな世界は”作り出されたもの“であること、住人たちがシットコムを演じ、ワンダとヴィジョンもその世界に囚われているということを知る。
そんなウエストビューの“異変”にヴィジョンも気づき、毎日笑顔で過ごしていた住人達までも不自然な行動を見せ始め、根底に潜んでいた暗い影がふたりの生活を狂わせ始める。はたして、この世界は一体誰が何のために作り出したものなのかーー? ワンダの強大な力に、この世界の真相があるのではと疑うヴィジョンは、ワンダと衝突する。ふたりの間に亀裂が入る事態に陥いり、このまま幕を閉じるかと思いきや、最後の一幕で世界中のマーベルファンが悲鳴を上げるまさかの大事件が起こる。
かつてワンダが失った双子の兄ピエトロの登場……と思いきや、現れたのはX-MENシリーズのピーター(クイック・シルバー)だった! 脚本家のジャック・シェイファーは「エヴァン(・ピーターズ)が演じる、このキャラクターをマーベル・シネマティック・ユニバースの世界に迎え入れるのは最高にスリリングなこと」と語り、「彼の登場のさせ方には無数のアイデアがあったけれど、ストーリーを着地させて、より大きな物語の展開へとつなげたかった。ケヴィン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた」と、ピーターの登場が単なるサプライズに終始するのではなく、物語の大きな転換点となることを示唆している。
ピエトロではなくピーターという、異なる“次元”のキャラクターが登場したことにより、ついにマルチバースの扉が開き、真の意味でマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ4が始まったと言える。このマーベルの歴史が大きく変わったともいうべき瞬間にSNS上では「今世紀最大にヤバい!MCUを追ってきた全人類は観るべき!」「MCUの根幹を揺るがす大事件が起きてる」「MCUにおける最大の衝撃は、インフィニティウォーラストでも、エンドゲームラストでもなく、ワンダヴィジョンの5話」など、大興奮の声が続々。『ワンダヴィジョン』における展開が、今後の劇場作品『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』や「スパイダーマン」シリーズの第3弾と深くつながることが予想される。
この衝撃の展開によってMCUの世界が一変し、『ワンダヴィジョン』を今後のマーベルを語るには絶対に見逃せない、最も重要な作品であることを決定づけることに。誰も想像しえない展開で観客を驚かせ、さらなる衝撃が待ち構える本作は、いよいよ物語のクライマックスへー。もう一瞬たりとも見逃せない大注目の第6話は今週金曜日配信!
ワンダヴィジョン|特別映像|Disney+(ディズニープラス)
INFORMATION
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』
ディズニープラスで独占配信中
原題:WandaVision/監督:マット・シャックマン(『ファーゴ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソード監督)
脚本:ジャック・シェイファー(『ブラック・ウィドウ』原案、『アナと雪の女王/家族の思い出』脚本)
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー
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