トロント国際映画祭で『パラサイト』、『ジョジョ・ラビット』などアカデミー賞を争う注目作が上映される中、同映画祭始まって以来、最長のスタンディングオベーションを浴び、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」と話題となった映画『WAVES/ウェイブス』が4月10日(金)より全国公開される。この度、本作のビジュアルと日本版予告編が解禁された。
「愛が、再び押し寄せる。」『WAVES/ウェイブス』ビジュアル&予告を公開
今回公開されたビジュアルには、主人公の一人であるタイラー(ケルヴィン・ハリソン・Jr)と、その彼女が海で抱き合うショットが使用された。「愛が、再び押し寄せる。」というコピーが、“人生には絶え間なく押し寄せる喜びと悲しみがあるが、どんなに深い傷もいつか希望という波が洗い流してくれる”というタイトル『WAVES/ウェイブス』に繋がるメッセージとなっている。
予告編では、幸せな家族がある夜を境にバラバラになっていく様子をはじめ、傷ついた少女が、優しさと愛情に触れることで立ち直り、新たな一歩を踏み出すまでがエモーショナルに描かれている。さらに、天才的な才能を発揮しカリスマ的な人気を誇るアーティスト、フランク・オーシャン(Frank Ocean)の「Godspeed」が物語に息吹を与える。
”心の声を伝える”フランク・オーシャンやカニエ・ウェストらの楽曲に注目!
本作の主役とも呼べるのは、今の音楽シーンをリードする豪華アーティスト達が手掛ける31もの名曲たち! トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作したという。監督自身が”ある意味でミュージカルのような作品”と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。
プレイリストには、フランク・オーシャンに加え、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、カニエ・ウェスト(Kanye West)、レディオヘッド(Radiohead)など音楽シーンを賑わすアーティストが名を連ねた。
スクリーンいっぱいに躍動するサウンド、息を呑むほど美しい色彩と独創的なカメラワーク、登場人物の心情を疑似体験するストーリーテリングは、いまだかつてない映画体験をもたらす。映画の持つ無限の可能性を感じさせるミュージカルを超えた”プレイリスト・ムービー”、続報もお見逃しなく!
4月10日(金)公開 映画『WAVES/ウェイブス』予告
INFORMATION
WAVES/ウェイブス
4月10日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン
レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス
原題:WAVES /2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
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配給:ファントム・フィルム