アメコミヒーロー映画ブームの火付け役となった『X-MEN』以降、スピンオフ含む11作品を贈りだしてきたX-MENシリーズが6月21日(金)公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』でついにフィナーレを迎えることとなった。

物語の中心となるジーン・グレイ/ダーク・フェニックスを演じるのは、デビュー作『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ・スターク役で人気を博したイギリス出身の若手女優ソフィー・ターナー。今最も注目される彼女がパリで行われたインタビューに応じ、今回の役作りや憧れの女優との共演について語った。

ソフィー・ターナーが明かす『X-MEN』最終章秘話|ジェシカ・チャステンとの共演を語る特別インタビューが到着 KSM1886

ソフィー・ターナーが明かす『X-MEN』最終章秘話

ジーン役に選ばれたのはとてもラッキーだったと語るターナーは「わたしはずっとこのシリーズが好きで、つねに演じたいと思っていた」と自身もX-MENのファンであると明かし、「X-MENはスーパーヒーローものでありながら、すごくアウトサイダーで、他人と異なるものばかりだから。とても風変わりな者たちを描いている」とシリーズの魅力を考察する。

本作の脚本については「今回のストーリーはこれまでととても異なる。たとえば『ローガン』ぐらいに異なるかしら。キャラクターがたっていてエモーショナルで、すごく地に足のついたリアルな感情を扱っている。わたしたちは今回の映画を、すごくシリアスなものにしたかった。だからこれはスーパーヒーロー映画でありながら、ファミリー・ドラマのようでもあるの」と、ジーンに起こった異変がX-MENの家族のような絆に影響を及ぼすシリアスなドラマだと語る。

つづけて「監督と相談して、ジーンの苦悩をできるだけリアルなものとして表現することを目指した。それで分裂症やアンデンティティの混乱について研究したの。そして超能力を人々にとってなにか感動的なものとして描こうとした。とにかくたくさんリサーチをして、とても興味深い経験だったわ。」と、監督のサイモン・キンバーグとともに二面性に苦悩するジーンの複雑な演技を作り上げたと明かした。

さらに、ジーンの前に現れる「謎の女」を演じたジェシカ・チャステインの大ファンだったというターナーは、「とても多くのことを学んだわ。女優としても。人間としても。一番勉強になったのは、臆することなく自分の意見をのべるということ。わたしはシャイだから、つねに目上の人に対しては臆してしまう。でもジェシカはそういった点でとても助けになってくれた。

とても母性的で、ゴッドマザーのような人。人々に安心感を与えて、守られているように感じさせてくれる。とてもオープンで暖かくて、気遣いに溢れた人よ」とその人柄を大絶賛。「わたしもいつか、彼女ぐらい自分の意見をはっきり言えるようになりたいと思う。彼女は自分よりももっと高い位置にいる人たちに対しても、主張することを恐れない。本当に素敵だわ」と、夢の共演を経てより憧れが深まったようだ。
 
シリーズ史上最もシリアスでエモーショナルな物語に、渾身の役作りで挑んだソフィー・ターナー。憧れのジェシカ・チャステインとの共演も叶えた彼女が披露するジーンの悪=ダーク・フェニックスの暴走をめぐるドラマはどんな展開を見せるのか、期待せずにはいられない!『X-MEN:ダーク・フェニックス』はシリーズ最終章として壮絶なクライマックスを迎える。

RELEASE INFORMATION

X-MEN:ダーク・フェニックス

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6月21日(金)全国ロードショー!
キャスト:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャステイン
監督:サイモン・キンバーグ
配給:20世紀フォックス映画

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