アメコミヒーロー映画ブームの火付け役となった『X-MEN』以降、スピンオフ含む11作品を贈りだしてきたX-MENシリーズが6月21日(金)公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』でついにフィナーレを迎えることとなった。
サイモン・キンバーグ監督のコメントが到着!
今回、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』以来シリーズ全作品のプロデューサーを務め、満を持して初監督作に挑んだX-MENのすべてを知る男、サイモン・キンバーグが6月21日(金)公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』について語る。
監督はまず「私にとって、ダーク・フェニックスはX-MEN史上というか、あらゆるコミック史の中で特にお気に入りのコミックだった」と、自身も『ダーク・フェニックス・サーガ』のファンであったと明かす。
さらに「今回、このシリーズのために脚本を書き、製作をするというすばらしいチャンスを手にしたが、ストーリーテラーとしての私の究極の目標は、以前からずっと、いつの日か監督をすることだった。もしスーパーヒーロー映画を監督することになったら、ダーク・フェニックスを第一選択肢にするつもりだった」と、『ダーク・フェニックス・サーガ』を題材とした作品について、以前から監督作としての構想があったと語る。
監督するにあたって「今までの作品とは違って、オリジナルのコミックにもっと寄り添った忠実な形で、ダーク・フェニックスのストーリーを考えることから始めた。そうして、自分なりの作り方を感触で分かるようになった。考えるのではなく、映画にする方法を感じとして理解したという意味だ」と、製作や脚本の経験から、これまとは違う独自の演出スタイルを確立した。
「もっとキャラクターを中心にして、ジーンがダーク・フェニックスに変身することに焦点を当てるやり方にした。当然ながら、これは非常にSF的であると同時に、地に足がついたリアルなものにしなければならなかった。
でも、これは自分を制御できなくなる人の話であって、その人の身近な家族への影響を描いた感じにする必要があった。そして、この家族はたまたま、スーパーパワーを持ったX-MENと呼ばれる人たちなんだ」と、彼らの物語をスーパーヒーローの遠い話だととらえずに、家族や仲間という非常に身近なテーマをリアルに感じてほしいと強調している。
マーベル史上最高のコミックを基に、史上最強のヒーロー、ダーク・フェニックスが覚醒する『X-MEN:ダーク・フェニックス』はシリーズ最終章として壮絶なクライマックスを迎えることとなる。
公開まであと少し!今のうちにこれまでの過去作を振り返っておくといいかも?
X-MEN:ダーク・フェニックス
6月21日(金)全国ロードショー!
キャスト:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャステイン
監督:サイモン・キンバーグ
配給:20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation