主演の小松菜奈、坂口健太郎、藤井道人監督が映画『余命10年』を語る特別映像が解禁となった。
小坂流加原作『余命10年』待望の映画化!
『余命10年』は、小坂流加が原作を手がけ、2017年の発売以来、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに60万部を突破している作品。ほかにも第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、映像化を希望する声が多く上がっていた本作が待望の映画化となった。また、RADWIMPSが主題歌を担当することでも話題となっている。
特別映像では、主演を務めた小松菜奈、坂口健太郎、そしてメガホンをとった『ヤクザと家族 The Family』などでも話題の映画監督の藤井道人が、映画『余命10年』に込めた思いを語っている。
小松菜奈、坂口健太郎出演『余命10年』の特別映像が解禁!
本作のメガホンを取った藤井道人監督は“余命もの”の作品に対して、ある種の抵抗があったというが「(小坂さんが)生前に書かれたものと闘病中に加筆された部分というところの生々しさだったりとか、彼女の本当に書きたかったことに対しての執着みたいなもの、それがすごく生きているように感じたんですよ」と原作者・小坂流加の強い想いに心を動かされ、引き受けたと明かした。
またヒロインの“茉莉”を演じた小松菜奈は「(監督は)小坂流加さんのご家族に対して敬意だったりとか、ひとつひとつが凄く丁寧でこの作品に特別な想いがあるんだなって。それを超える熱量で挑まなくてはいけない」と役作りについて明かし、約1年間の撮影に挑んだ本作を「この作品が宝物になる」と振り返っている。
さらに、“和人”を演じた坂口健太郎もまた「生半可な気持ちじゃできないなと、すごく強く思いました」と強い覚悟を持って役を演じたと明かしており、小松菜奈が演じた茉莉について「綺麗ごとだけじゃない茉莉の生き様というか生きた証じゃないですけど、それをちゃんとこう丁寧に書いていたから、だからこんなにいろんな人に刺さるんだろうなっていうのはすごく思いました」と共演した小松菜奈についての印象もコメントした。
先日行われたプレミアイベントでは、小松が感無量の涙を流し、坂口やそのほかキャスト陣も思わず目を潤ませるほか藤井監督は「命を懸けてつくった」と語るなど、その作品に対するキャスト・スタッフの強い想いにも大きな注目が集まった本作をぜひスクリーンで体感してほしい。
映画『余命10年』特別映像(”想い”編)2022年3月4日(金)公開
RELEASE INFORMATION
余命10年
2022年3月4日(金) ROADSHOW
原作:小坂流加「余命10年」(文芸社文庫NEO刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和 渡邉真子
出演:小松菜奈、坂口健太郎
山田裕貴、奈緒、井口理 / 黒木華
田中哲司、原日出子、リリー・フランキー / 松重豊
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)
【配給】ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「余命10年」製作委員会
【映画公式ツイッター/インスタグラム】@yomei10movie #余命10年