NYの“Blue Note”を本店に持つジャズ・クラブである「ブルーノート東京」はもちろん、「モーション・ブルー・横浜」「コットンクラブ」など、ゆったり食事をしながら国内外トップアーティスト達の演奏を観られる場をつくってきたブルーノート・ジャパン。近年では「ブルックリン・パーラー」や「カフェ104.5」など、気軽に食×音楽×お酒を楽しめるカフェ展開なども積極的に行ってきました。

そんなブルーノート・ジャパンによる新しい食空間「BLUE BOOKS cafe 自由が丘」が2014年10月10日(金)にオープンしました! 店舗のテーマは「豊かなる日常、未知なるジブンと出会う場所」。ブルーノートの軸にある「音楽」と本店の名前にもある「本」のある日常、プラス、衣食住のさまざまな要素を媒介して“自分のための”時間を提供するという意味が込められています。この「BLUE BOOKS cafe 自由が丘」はどんなところなのか? 編集部も足を運んできたので早速レポートをお届けしたいと思います。

・既に長居したくなる雰囲気
自由が丘駅正面口から徒歩5分、裏路地を通り抜けると道の曲がり角に地下へと続く道が。夜だったためうっかり通り過ぎてしまいそうだったけど、オープンテラスよりも店舗の隅っこ派としては隠れ家感がムンムンで良い感じ。早速お店に入ると、レンガ造りの壁面や木製の家具など、茶色をベースとしてぬくもりもあり、入った瞬間長居したくなる雰囲気でした。

・絶品のオリジナルビール
夕飯時に行ったため、まずはビールをオーダー! 注文したのは、10月8日(水)から販売開始になったばかりの「ブルーノート東京オリジナルビール」。このビールは、各国の品評会で金賞を受賞&国産のクラフトビールで世界一の売上を誇る「常陸野ネストビール」の蔵元である、「木内酒造」 とブルーノート・ジャパンで共同開発したものだそう。気になるお味は、華やかな柑橘の香りと苦みで、喉ごしすっきり爽やか。アルコール度数は4.5%と低めなので、食事と一緒でも水のように何杯でもイケちゃうタイプでした(飲み過ぎるのでこういうタイプが一番危ないですがね……!笑)。

【カフェレポ】ブルーノート・ジャパンが手がけた自由が丘の新カフェは理想的な場所だった food141020_bluebooks_beer

ブルーノート東京オリジナルビール

・「こってり/あっさり」「定番/変わり種」まで幅広い味
毎日でも通いたくなる「大人のための食堂」を目指している本店舗。なので、食べ物・飲み物の全体の特徴としてはボリューム感あるものが多め。串揚げの盛り合わせやハンバーガーにカツレツサンドイッチなどなど……ボリュームあり&濃厚な味わいの食べ物が揃っています。一方、ボリュームがありつつも、あっさりとした味付けの「ロールキャベツ」や、「季節野菜とピクルスの盛り合わせ」など、健康志向な人たちにも嬉しい食事も。変わり種としては、ナポリタンやミルクセーキなど懐かしさを感じられる「食堂」ならではのものもありました!

[twocol_one]

季節野菜とピクルスの 盛り合わせ

[/twocol_one]

[twocol_one_last]

農園サラダ

[/twocol_one_last]

筆者のおすすめは「ロールキャベツ」。自宅で市販のコンソメと一緒につくる簡単ロールキャベツとは違う、大人な味わいに感動しました! キャベツの甘みと、ギュッと詰まったひき肉からしたたる肉汁があれば、わずかな味付けでも十分だなと感じました。素材が良い、プラス、あのコンソメ味とは違う、スッキリとしたテイスト……皆さんにも実際に行ってどんな味か確かめてみてほしいです!

次ページ:自然に音楽を楽しめる環境のカフェ