メディアアーティスト・落合陽一、世界一明るい視覚障がい者・成澤俊輔が発起人となる「DIVERSUSHIプロジェクト実行委員会」が、「DIVERSUSHI(ダイバースシ)」という新しい食体験を通じ、視覚障がい者の食事をする際の課題解決と、目の見えない人も見える人も一緒に食事を楽しめる世界を目指し、本日より「DIVERSUSHIプロジェクト」を開始。第1回目となる、食事会の開催を目指して、本日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて5月15日(月)から6月16日(金)23:00までの1ヶ月間、チケット購入と支援の受付をスタートした。

食事会開催のクラウドファンディングを「READYFOR」にてスタート

「DIVERSUSHI」とは、「Diversity(多様性)」と「Sushi(寿司)」による造語。寿司そのものではなく、その食べ方にヒントを得た、誰もが食べやすい食事方法を意味して作られている。

プロジェクトがスタートしたきっかけは、2019年に落合陽一氏が視覚障がい者である成澤俊輔氏との会話で「なんでも食べていいと言われたら何が食べたいですか?」という質問をした際、成澤氏が「寿司が良いです。」と答えたこと。その答えは、単に寿司が好きだからということだけではなく、視覚障がい者の方が箸やフォークを使う場合は、その位置や距離感、高さを把握しなければならないが、寿司は直接手から口へ運んで味わえるため、とても食べやすい食べ方だったとのことだ。

そんな会話の発見から辿り着いたのが、この「DIVERSUSHI」。日本で生まれた寿司の「手で直接、一口で食べられる」という食べ方をフランス料理やイタリア料理、中華などあらゆる料理にインストールすることで、誰もがより楽しく食事を楽しめる新しい食の体験づくりに挑戦していく。第1弾として、ミシュランを11年連続で獲得した鬼才・村山太一シェフとともにお届けする「DIVERSUSHI」の食事会イベントを2023年7月2日(日)に東京都内で開催すること、そして本活動を全国的に展開していくことを目指し、「READYFOR」クラウドファンディングが実施される。ぜひこの機会に支援してみてはいかがだろうか。

落合陽一・成澤俊輔が発起人、視覚に頼らない食体験「DIVERSUSHI|ダイバースシ」プロジェクトを始動 gourmet230515_diversushi-03

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“食べやすい”を、みんなの手に。DIVERSUSHI(ダイバースシ)|紹介動画

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